映画レビュー/概要

530本目 アメイジング・スパイダーマン2/The Amazing Spider-Man2
2014年
監督:マーク・ウェブ
主演:アンドリュー・ガーフィールド
評価:★★★

あらすじ
グウェンとの交際関係を続けていたピーターだが、彼女の父親との約束が頭から離れず、彼女との関係を絶ってしまう。
その頃、旧友であるハリー・オズボーンと久しぶりに再会することになるが……。



目次
  • ビジュアルとしての楽しさは抜群
  • 何故だ……。



  • ビジュアルとしての楽しさは抜群

    リブート版スパイディ2作目。
    エマ・ストーンが至高である、というのは相変わらず。
    いやほんと、こんな彼女居たら他に何を迷うことがあるのか、いやないだろう(反語)。

    今回はエレクトロ、グリーン・ゴブリン(また)の2大悪役プラスアルファということで、『スパイダーマン3』での反省を活かさない方向で作品を作ってしまった模様。
    原作ファン的にどう思うかはさておき、エレクトロについてはビジュアル面での楽しさが相当でした。
    雷という映画映えな描写を心地よく描いてくれたお陰で、アクション映画としての楽しさも大幅にパワーアップしました。
    ここについてはめちゃくちゃ好感持てます。

    ただ、キャラを詰めすぎた部分は明らかにマイナスになった感は否めないんですけど、これは流れとしてきっと3作目のために色々置いておきたかったんだろうなぁと。
    MCUに対抗しようとして必死だったのかもですが、残念ながらうまくいかず、アメイジングシリーズも終了になってしまう始末。

    まさに、本末転倒。

    何故だ……。

    あんなに推していたキャラが死んでしまうのはあまりにもショック。
    というか、完全にトラウマレベル。
    ヒーロー映画においてトラウマトップ3に入れていいレベル(これもそのうちやると面白いかも?)でした。

    ヒーローって、確かに多くを救う前に何かを犠牲にしなければならないことが多いです。
    ですが、こんな形でトラウマを主人公と観客に残す必要はあったのかと……。

    多分、多分ですよ?続編を考える形で脚本を組んでいたと思うので、
    「グウェンには悪いけど、死んでもらってアメイジングシリーズのMJとくっついてもらおう」とか思ったに違いありません。
    だからこそ、最後にライノとの戦いをちょっとかっこよさげなシーンにして終わらせたのはそういうことなのかな……と。

    そう考えたのはわかりますけど、脚本家の3名を一生恨みます





    「ここが僕の居場所か。 --ピーター・パーカー」
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