DVDレビュー/概要

第1夜 サイコロの旅
放映日:1996年10月9日
オススメ:☆☆☆

あらすじ
アン・ルイスのトークインタビューだと聞かされて東京へ出向いた大学生の大泉洋だったが、なんとその帰りに驚くべき企画に参加することとなる……。

※注釈
映画レビューではなく、バラエティ番組レビュー(というか思い出を巡る記事)になります。
個人的オススメをゆるく紹介&記載しますので、知っている方は確かにそれ面白いよねとか、知らない方はそんな企画なんだ、と知っていただければ幸いです。



目次
  • 何が出るかな
  • よそよそしい4名



  • ※DVDパッケージより引用

    何が出るかな

    今やローカル局のテレビ番組と言えば真っ先にタイトルが挙がってくる『水曜どうでしょう』。
    北海道生まれ北海道育ちの鳴海がこの番組のことを知ったのは当時中学生の頃。
    友人や親が面白いということでオススメしてきたこの番組にハマったのはそう難くないことでした。

    ハマって観始めたのは『ベトナム縦断』だったり、『対決列島』であったりと、レギュラー放送終盤かつDVD発売されたり再放送をぐるぐる繰り返している頃。
    映画でも順番に追っていくのが大好きな鳴海ですが、ここは敢えてDVD発売順番ではなく、放送タイトルかつDVDで発売されている順番でお話させていただきます。

    ということで、水曜どうでしょうの原点たるサイコロの旅。
    サイコロキャラメルを振ってはその出た目の乗り物に乗ってその先の終着地点に行かなければならないという、一度はやってみたいけどきっとやったらとんでもないことになるんだろうな、という企画です。

    実際、企画を遂行していた4名はとんでもない目に遭うわけですが……。
    直近の水曜どうでしょうをご覧の皆さんや、鳴海のように途中から観た皆さんは今作を観ると「なんか、全然違う……」とギャップを感じたことでしょう。
    実際、面白いかというとそんなに面白くはない。

    ただ、そんなことを言ってもなんとなくリピートしてしまうのって
    ・テレビ局とは思えない手作り感=親近感がある
    ・着いてすぐ行くテンポの良さ
    ・ちょくちょく事件がある
    ・初々しい大泉洋のいじられ方
    等がポイントかなと思ってます。
    特に、初期のどうでしょうにある手作り感は実家のような安心感(?)的なものを感じるので、古参ファンからするとこっちの方が面白かった!なんていう人が多いのも大いに頷けるところ。

    そんなこんなで、すったもんだしながら札幌に帰ろうとする4名が文句を言いながら先々に行くというのは今のスタイルとあまり変わらない。
    つまり、どうでしょうという原型はやっぱりここで確立されていたと言っても過言じゃないんですね、恐らく。

    よそよそしい4名

    それにしても、本当に他人行儀ですよねサイコロの頃はw

    そりゃミスターのことを鈴井さんって言ってるし、裏では結構怒られていたって話ですから、若い大学生にとっちゃ思い出気分と言えども仕事だから結構プレッシャーに感じていた部分もあるのかもしれません。

    なんだかんだで帰ってくることはできるにしろ、寝台急行で箱詰めされている姿には流石に笑わざるを得ませんw

    こういう低予算感が感じられる初期の頃の楽しみ、めっちゃスルメ的かもしれませんが鳴海は好きです。
    しばらくはこういう雰囲気が続きますが、とある地点を境にして徐々に変わっていくこととなります。
    それはまた別のお話にて。





    「不愉快。 --大泉洋」
    #鳴海の一人でキネマ
    #水曜どうでしょう
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