【ネタバレあり】469本目 スパイダーマン3 │ みんなが好きなキャラを複数やらかすトリロジーのラスト
映画レビュー/概要
469本目 スパイダーマン3/Spider-Man32007年
監督:サム・ライミ
主演:トビー・マグワイア
評価:★★
あらすじ
目次
アホになった主人公を見せられても
ヴェノムとグウェンどこ行った?
監督:サム・ライミ
主演:トビー・マグワイア
評価:★★
あらすじ
ついにMJへ婚約を申し込もうとするピーターだったが、親友のハリーがピーターのことをスパイダーマンだと知ってしまったために、親から引き継いだスーツとグライダーに乗り彼を襲おうとする……。
アホになった主人公を見せられても
シリーズが更に進んでいく可能性もあったのに、どうしてこうなってしまったのか?
を体現してしまっているシリーズ3作目。
ある意味キレイに終わったと言えばそうなんですけど、普通に考えてみれば「これで終わりです」と言われると凄い歯切れの悪い終わり方ですよね。
2人で泣いて終わりですから。
とはいえ、この作品を久しぶりに鑑賞してみると、アクション面とカメラワークについてはやっぱりトリロジーそれぞれに良い所があるなぁと思いましたね。
3作目でも対戦シーンについては結構観ていて楽しめるところは多く、案外悪くないかも?と考えたけれど、やっぱりマイナス面が多すぎて駄目だと思って終わりです。
とか言いつつ、加点要素もそこそこなため評価としては★2かどうか迷う★3つってところです。
いや、やっぱり2つ。
個人的に一番イヤなのは、イキリピーターになってダンスしちゃうシーンですね。
あれただ恥ずかしいだけじゃないすか……。
髪下ろしてちょっとだけかっこいいなと思いつつ、一挙一動が腹が立つか恥ずかしいだけっていう始末。
いやほんと、恥ずかしいよピーター……。
ヴェノムとグウェンどこ行った?
勘のいいガキは嫌いだよ byサム・ライミ(大嘘)。
いまやトム・ハーディ版ヴェノムがあるお陰でなんとか実写世界で体裁を保てているヴェノムですが、今作に至ってはただ自爆するだけのアホなエディブロックを見せられているだけ。
グウェンについては、若い頃のブライス・ダラス・ハワードが演じていたんだなぁと改めて認識しつつ、MJのためだけにダシに使われて終わるだけという脇役感。
アメイジングの方ではもっと生き生きしつつ……うっ、頭が……。
とにかく、今作においてはサンドマンも今までに比べればイマイチな感は否めないし、それ以外の悪役も別にっていう扱いで、やっぱり悪役の精度が作品の面白さの決めてになってしまったような。
悪役盛りだくさんよりも、作り込まれたキャラクターが1体居る方が嬉しいことを勉強させられたヒーロー作品でございます。
「次はこいつだ。 --ピーター・パーカー」
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