映画レビュー/概要

752本目 バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ/Resident Evil:Welcome to Raccoon City
2021年
監督:ヨハネス・ロバーツ
主演:カヤ・スコデラリオ
評価:★★

あらすじ
製薬会社アンブレラが、ラクーンシティから撤退。
その後町は衰退の一途を辿っていくが、それと同時に住民に異変が出始める。
兄のクリスと会うために町へと戻ってきたクレアだったが……。



目次
  • ステージの再現度は最高
  • かゆい……うま……



  • ステージの再現度は最高

    実写バイオハザードとして7本目となる今作。

    予告編から伝わってくる「今回はゲームベースのストーリーとキャラクター主軸で実写版やるよ!」。
    ゲームファンとしてはただ実写映画にするだけでは物足りなく感じそうだし、中途半端にされても怒りそうだし……。と複雑な心境。
    とはいえ、やっぱりバイオハザードだし観に行かねばならないというのは確定だったので早速劇場へ。

    一番推せるポイントとしては、原作1作目の洋館と2作目の警察署の再現度。
    全てが同様ではありませんが、エントランスがゲームそのままで実写化されたような出来栄え。

    ホラー路線を主軸にしようとする試みについても原作愛は伝わってくるものの、それにしては怖がりたいシーンが結構真っ暗で見えなかったりと、残念な点が目立つ。
    ライターの下りについては恐怖度増すのでいい演出だなぁと思っていたんですけど、ゾンビの大群との戦いについてはサバイバルホラーとしてお化け屋敷の中をひたすら駆け巡っているくらいのシーンが欲しかったなぁと。
    洋館でクリスが奮闘するところがそれに該当するとは思うんですけど、前述通り暗いシーンが多すぎて何をしているのかよくわからない。

    美術が素敵なだけに、ホラーとしての楽しさをもっと提供していただきたかった感は否めないです。

    かゆい……うま……

    ゲーム用語やアイテムを背景に出すことで原作ファンを喜ばせようと思ってくれるのはいいんですけど、字幕で露骨にそれを出してくるのはどうかとw

    感染者が窓に書いた文字に対して「かゆい うま 」を出してこられたら笑うしかないじゃないですか。
    なんちゃらTASTYって書いてあったと思うので、間違いではないけれども。

    それに対し登場するクリーチャーの出来栄えはかなりのもの。
    ゾンビはなるべく実写を使わず特殊メイクでリアル感丸出し。
    リサ・トレヴァーに関してはゲームをやっている人からしたらいつ襲いかかってくるのかとヒヤヒヤ。
    タイラントがラストかと思いきや、ウィリアム・バーキンが出てきてお察し。

    主人公たちはそんな化け物と対峙するんですけど、原作通りかというとまた違うのが良い意味でも悪い意味でも、っていうところかと。

    ・クレア
    原作から遠からず近からず。出自が映画オリジナルなので、それを許容できるかどうか。
    ・クリス
    序盤は抑えめだけど後半から出てくるゴリラ感。力でなんとかしようとするあたりはある意味正解。
    ・レオン
    改変されまくり。ヘタレレオンなので、原作のようなイケメンタイプを想像している人は憤慨したに違いない。
    ・ウェスカー
    多分みんな嫌がったと思う。お店の下りで後半まで酷い扱いで進むんだろうなと思ったら案の定。最後にグラサンかけてももう遅いよっていう。
    ・エイダ
    じゃあお前の上司は誰なんだ。

    などなど。他にも登場しているキャラは居ますが、軒並み原作準拠って感じです。

    ちなみに、鳴海が一番爆笑したのはロケットランチャーの下りです。
    都合が良すぎるので、原作知らない人はなんでだよってツッコミしか生まれなかったはず。





    「まだ新米なんで無理ですよ! --レオン・S・ケネディ」
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