映画レビュー/概要

748本目 フィアー・ストリート Part2:1978/Fear Street Part Two: 1978
2021年
監督:リー・ジャニアク
主演:キアナ・マデイラ
評価:★★★

あらすじ
1978年。
ナイトウィングキャンプ場で、一人の青年が突如殺人を始める。
その殺人を止めるべく、裏で手引している悪の招待を突き止めるのだが……。



目次
  • キャンプ場と言えば
  • 魔女の正体



  • キャンプ場と言えば

    『13日の金曜日』に代表されるとおり、キャンプ場はある意味ティーン向け殺人鬼映画のメッカみたいになっているところがあると鳴海は勝手に思っておりますが、今作はそんな70年代のスプラッター映画を彷彿とさせる作りに。

    殺人鬼も布を被りながら斧を振り回しているので、ジェイソンのそれといえばそうなんですけど、どことなく安心感があるのはなんででしょうね。

    物語としては、前作のラストから直結し、別の場所で行われた殺人を具体的に掘り下げる過去編に。
    ここで徐々に悪の正体が露わになるのですが、それをどうやって止めるのか?と同時並行して、1作目ってだからこういうことだったんですねーが理解できるようになってます。
    3部作の谷間である2作目って、かなり中途半端な立ち位置になるため面白くないシリーズの方が多い印象ですが、今作については謎が解けたり、新要素で更に次回作への期待を掻き立てたりと、前作に続き観ていてワクワク感が止まらない仕様になってます。

    魔女の正体

    どうして町では殺人鬼が生まれてしまうのか?
    その核心を突いたと思いきや、事態は急変。

    そして本当の邪悪の正体が明かされる……。
    という、なんともドラマ仕立てな引っ張り方でpart2終了。

    魔女に対してうまいこと興味を引きつつ終了するので、ここまでご覧になった皆様はpart3を観ないという選択肢は無いと思われます。
    じゃないと、本当の核心に触れられないので。

    これが3本のうちベストかというと選ぶことは難しいですが、並大抵のシリーズ2作目に比べれば全然面白い部類に入ると思います。
    年始休みで暇している方は是非。





    「僕を信じてくれないかな。 --ニック」
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