映画レビュー/概要

529本目 アメイジング・スパイダーマン/The Amazing Spider-Man
2012年
監督:マーク・ウェブ
主演:アンドリュー・ガーフィールド
評価:★★★

あらすじ
両親を亡くしたピーター・パーカーは、とある日に父が残したカバンを見つけ、その中身を探る。
すると、古い写真を見つける。

その写真には、父親とその同僚が写っており……。



目次
  • リブート版スパイダーマン
  • この時代っぽい



  • リブート版スパイダーマン

    ご存知の通り、3作目までで終わったトビー・マグワイア版のスパイダーマンから5年。
    アンドリュー・ガーフィールド版のスパイダーマンがリブートされることに。

    とはいえ、陰キャ感はそんなに少なく、いじめられちゃ居るけどトビー版に比べたら全然です。
    どっちかというと、勝ってるシーンの方が多いような……。

    そして一番の推しとなる要素は間違いなくエマ・ストーンのお話一択でしょう。
    美人すぎる、そして可愛すぎるヒロインはヒーロー映画を通してもベストに入ること間違いなし(そのうち、ヒロインランキングベスト3でもやってみますか)。
    エマ・ストーンのグウェンが至高

    話としては結局リブートなので、再度ピーターが蜘蛛に噛まれる下りから。
    ここの話はもう既に観たものなので、またこれを観るのか感が出てしまうのは難しいところですね。
    回想的に表現しても良かったのかな?と思う部分です。

    そこの時間に尺を使わねばならないせいか、敵のリザードマンへの興味関心が薄いこと薄いこと。
    言うてただのトカゲ男なので、そりゃ薄いのも当然なんですけど。

    相変わらずというか、アメイジングになっても良いポイントとしては、カメラワークは推せるポイントが多いこと。
    敢えてなんでしょうけど、主観でスパイダーマンがニューヨークの街を飛び回るのは実に気持ちがいいもので。

    この時代っぽい

    このあたりのヒーロー映画って、結構暗めのものが多いですよね。
    『ダークナイト』はもう少し前ですけど、風潮としてヒーロー映画は暗めの設定にした方がウケる、みたいなものがあったように思います。

    それを受けてというより、原作からそもそも悲しいお話が多いからなのか、リブート版はトリロジーに比べて結構暗め。
    1作目にしてベン叔父さんのみならず、グウェンの父親まで死んでしまうとは。

    エマ・ストーンとキスできることを差し引いても心的ストレス不可避な状況が続く感じは、良いとも悪いとも捉えられます。

    ・ピーターがそんなに陰キャ感無い。
    ・リザードマンが凡庸。
    ・暗すぎてなんだか。

    っていう部分から、評価としては普通な面白さかな?
    というのが鳴海の結論でございました。

    皆さんはいかがでしょう??





    「80%代わりにやってあげたのにこの仕打ち!? --ピーター・パーカー」
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