87本目 キューブ ゼロ/Cube Zero

2004年
監督:アーニー・バーバラッシュ
主演:ザカリー・ベネット
評価:★★

見知らぬ場所で目覚めた者たち。
そこは立方体の部屋で、脱出することができない。

別の部屋に行くが、そこにはトラップがあり……。

ここまでの流れは一作目から全部テンプレ。
しかし、この作品はシリーズの前日譚。
あれこれ知りたかったことが知れる……かもしれない。




前作よりもアナログに

そりゃそうだ。
だって、一作目の前日譚なのだから、これでまた2作目みたいな立体的SF的ファンタジー的なトラップが出てきては憤慨していたことでしょう。

ピアノ線ワイヤーや炎を使ったトラップなど、一作目で見受けられたトラップも数多く登場。

こうしたアナログ感漂うトラップが多いことは確かに一作目に近づけているなぁとは思いますけど、いかんせん部屋の形状やら細かい場所に目がついてしまい、前日譚なら本当に一作目と同じ箱の中だったら嬉しかったなぁと思ったり。

勿論、CUBEのベータ版かもしれませんけど、それなら一作目との密接な証拠(新しいCUBEはこういう構造になる)的な要素が欲しかったですね。

裏側を見られるのですから。

その裏側がまた問題だったり。

別に見なくていいCUBEの裏側

このCUBEが勝手に殺人部屋へと進化した、なーんていう設定で制作されたものではなく、当然ながら誰かが作った部屋。
となると、カメラで誰かが監視しているのは間違いないわけです。

その裏側を今作では見せてくれますが、ぶっちゃけそこはどうでもよい。
いや、知りたいと思う人は居るかもしれませんが、裏側と同時進行だとどうも気が抜けてしまう。
あまり緊張感が無いんです。

ここでまた一作目を思い出して下さい。
誰が、なんのために、どうしてここに送られてきた。
などなど、数々の謎があるからこそ恐怖が深まるんです。

でも今作は、逆にそれを披露している。
それを知れて面白かった、と思える側面はありますけど、CUBEの楽しさってどんなトラップがあるのか?登場人物にどんな秘密があるのか?さえ楽しければいいと思うんですよね。

ここまで言っちゃうと一作目至上主義者みたいですけど、鳴海個人の感想を述べておきましょう。



一作目だけで十分でした。





「何かを示す暗号かも……。」

#鳴海の一人でキネマ
#CUBE