72本目 ガールズ&パンツァー 劇場版

2015年
監督:水島努
出演:渕上舞
評価:★★★★★

アニメを観て「あー、これは熱い作品だ」と思った鳴海が、大学の先輩から受けた4DX鑑賞の勧誘で劇場へ。
そしたらもう……うわああああ!!!!




王道を往くこと、これすなわち

この映画はアニメを観ている人が非常に楽しむものであって、これからスタートするというには多少の難がある。
とはいえ、単純に青春バトルものが好きな人であれば、知識が無くともそれに近しい感覚で観られるからまったく問題無い。

それは大抵のバトルもの作品にも言えることだが、この中毒性は稀に見るものであった。
その恐ろしさ(褒め言葉)は、一年以上劇場公開が続いていたことによって証明されており、今更鳴海が説明する必要などない。

鳴海はアニメとOVAを一応一通り鑑賞していた。
その時も面白い作品だなぁという印象は受けたし、手に汗握る展開を固唾を呑んで観ていたことも否定できない。
そこまでのめり込むほどか??と疑問に多いつつも劇場へと足を運んだ。
そして観た後、誰しもがこう言うのだ。


「ガルパンはいいぞ。」

劇場の音響が拍車をかける

可愛らしい女子高生が戦車に乗ってドンパチ戦うという、まさに現代アニメじゃなければ実現し得なかったであろうストーリーだが、ただのアニメと侮るなかれ。
劇場に響き渡る戦車と戦車の撃ち合い。
激しくぶつかりある車体。
とてつもない爆発音。

戦闘もの、怪獣映画が好きな鳴海の心を撃ち抜かないはずはないのである。
こうした戦闘を観ているだけでも楽しめるので、正直ストーリーをよく知らなくても、戦車の轟音を耳に入れることだけで楽しめる人は、何も考えず鑑賞できることは間違いない。
その上で興味があればアニメを周回し、再びこの映画を鑑賞することで、物語の楽しさも味わうことができるだろう。


必ずやいつか、舞台となった”大洗”へ。

今やアニメで有名すぎる程になった聖地”大洗”。
ここは実在する場所で、ファンが巡礼を行うほどの場所となった。
鳴海はまだ行ったことがないが、必ずやその聖地へと足を運びたい。

『君の名は。』『シン・ゴジラ』のときのように、映画のロケ地めぐりを行うというのは非常に楽しいものである。
ハマった皆様も、是非とも機会を作って遊びに行ってみてほしい。




「パンツァー・フォー!!  --西住みほ」

#鳴海の一人でキネマ
#ガールズ&パンツァー