二週間程前にあった、衝撃の発表。今更知った鳴海は仕事のことなど手につかず、その報告に震えていた。

『君の名は。』が、ハリウッドで実写映画化されます。

えぇぇえええええええぇぇぇぇぇぇぇ。






アニメを実写化して損はあるが特はナシ?

実写映画化のメリットというのはなんなんだろう?
何千年にも及んだこの疑問に対して終止符を打つことはない。

だが、”ある意味”終止符を打ってきた作品は数多く存在する。
名前を呼ぶのも怖い存在なので、一部の作品の一部だけご紹介すれば皆納得するでしょう。

『デビ○マン』や『ド○ゴ○ボール エ○リューション』…。

と、鳥肌が……。

実写化するならそれ相応の対価を

続編でもなく、単なる実写化でもない。
アメリカで作られる、ということにどんな付加価値を付けてくれるのだろう。

言わずもがな、『君の名は。』の舞台は日本。
まさか瀧役の人と三葉役の人が、
「Hey,Takikun!」
「Hey,Mitsuha!」
なんて会話するわけないだろうし。

となると、絶対に役名でストーリー展開されることになるんでしょう。

キーワードは『入れ替わり』。
これを実写映画化してどのように物語を紡ぐのか、そこに注目すべし。

予想されるストーリーは?

ハリウッド版ということだから、ストーリーはちょっと変わったものになるはず。
『ザ・リング』や『ワン・ミス・コール』みたいに、登場人物を全部アメリカ人にしてストーリーそのまま、なんてことにはできないでしょう。

ここは観た人たちを裏切る展開に間違いない。
どれどれ、脚本担当の方はどんな作品に携わっていたのかな?

・エルム街の悪夢(リメイク版)→ホラー。絶対にフレディからは逃れられない。
・ファイナル・デッドブリッジ →オカルト。死ぬ、絶対に死ぬ。
・ライト/オフ →ホラー。恐ろしいラスト。怖い。
・遊星からの物体X ファーストコンタクト →SFホラー。おぞましい。一作目へ紡がれるストーリーだが、その先に救いはない。



……。

俺達の展開を裏切るって、”バッドエンド”にすること???

「お前は…誰だ。  --宮水俊樹」

#鳴海の一人でキネマ
#君の名は。