12本目 バック・トゥ・ザ・フューチャー3/伝説のSF映画完結編をレビュー
映画レビュー/概要
12本目 バック・トゥ・ザ・フューチャー3/Back To The Future 31990年
監督:ロバート・ゼメキス
主演:マイケル・J・フォックス
評価:★★★★★
※2019年10月26日更新
あらすじ
前作のラストでドクは1885年に飛ばされ、マーティは帰ることができなくなる。
だが、過去へタイムスリップしたドクは、マーティのためにデロリアンを隠し、未来へ帰れるように残していた。
マーティに宛てた手紙を書いた一週間後にドクが殺されることを知った彼は、デロリアンに乗って、再び時空を超えた旅に出る……。
西部開拓時代であっても、シリーズのお約束は変わらない
バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズも最終作。リメイクされるという魔の未来が訪れなければの話……。
マクフライ一家、タネン一家など、現在のヒル・バレーができるもっと前から、この両家には因縁があったということで、顔も性格もそっくり。
それだけ長い間関わりのある家族って、戦国時代くらいまで戻らないと日本じゃなさそう。
いや、明治維新くらいの歴史を勉強したら意外とあるかな?まぁいいや。
2作目が未来の世界(と言っても2015年だけどね!!!)であったのに対し、こちらは1885年。
辺りを見回してもあるのは木造の建物ばかり。
出てくる水もろくにろ過されていない川の水。
こんな時代にタイムスリップするのだけは勘弁ですわ。ただでさえ自然の中で暮らそうとか微塵も思わないのに、こんな世界に取り残されたら犬死するか、インディアンに弓矢で射殺されるがオチ。
もしくは、熊に食べられるか。
1だけで良かったのか、やっぱり3まであってよかったのか?
そもそも、シリーズが制作されることになったのは、昨今のハリウッド映画事情らしい”ヒットしたから”ということになる。一作目の終わりは、制作陣がオチとしてつけたものであって、別に続編を意識して作ったものではなかったとのこと。
と、なると、二作目以降は無くても一作目だけでキレイに完結しているという結論があってもおかしくないんですよね。
ただ、声を大にして言いましょう。
三作目まであってのバック・トゥ・ザ・フューチャーであると。
ストーリーが、演出が、演技が、とか細かいことはどうでもええんです。
この映画はレビュー云々以前に、鳴海が好きすぎるので個人的感情入りまくりです。
内容にマイナス点があるとか関係なく★5つ付けちゃうくらいですから、論評的なものを期待している皆さんすいません。
三作目にしても見劣りしない感動
このシリーズの信奉者じゃないのか?と言われてしまえばそれまでですが、三作目まで登場する映画と言えば、大抵面白さが半減したり(いつかレビューすることになる)、そもそもの路線とかけ離れてまったく別の映画になるか(これもまたいつか)、一作目なんて無かったよいいね?となるものが大半のように思える。西部開拓時代まで来たって、マーティとドクのコンビは観ている人達に笑いと感動を与えてくれる。
最後のシーンではロード・オブ・ザ・リングで有名になる(←それ以後は……?)イライジャ・ウッドが登場。
そして感動のシーンである、過去に撮った写真を持ってきてくれるドク。
ジェニファーが未来から持ってきた紙が白紙となり、その意味を諭してくれるのは、私達鑑賞者へのメッセージに他ならない。
全てが完結し、清々しい気持ちで映画は幕を閉じる。
一作目までと同じことを言います。
今更鳴海が語ることは、正直特にありません。だって、
観てない人は居ないよね?
「未来へ帰るんだよ! --マーティ」
#鳴海の一人でキネマ
#バック・トゥ・ザ・フューチャー
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