50本目 ファイナル・デス・ゲーム/Open Graves

2009年
監督:アルバロ・デ・アルミニャン
主演:マイク・ヴォーゲル
評価:★★★

『ファイナルデッドシリーズ』とは無縁なこの作品。原題を見てくれれば一目瞭然。
ボードゲームを行い人が死んでいくという、設定としてはどうしてもいつかの名作が脳裏にチラついてしまうのは仕方がない。

でも、割りと面白い部類だからこその★3つ。

あなただったら、一体どんなサイコロの目を出す?




まったく知らなかった、これが続編という真実

このブログ記事を書くにあたり、改めてこの作品についていくつか調べてみた。
元々、この映画を観ようと思い立ったのは、レンタルDVDの中に入っている新作告知によるもの。

その時は、『ジュマンジのダークサイド版』と銘打って宣伝していたので、まさかこれが2本目の作品だとはまったく知らなかった。
むしろ、知っている人は居るのだろうか??

先述の通り、ボードゲームでてんやわんやする映画といえば、『ジュマンジ』が真っ先に思い浮かぶでしょう。
でもこの映画は邦題に『デス』とついているとおり、そんな生易しい世界ではない。
このボードゲームを進めていくと、自分がどのように死ぬかが書かれる。

どんな死に方をするんだろう?と考えるのは、『ファイナル・デッドシリーズ』に通じるものがありますな。
そんな悠長に構えてみられるあたり、この映画の『ホラー』にあたる要素は、ドッキリや背筋が凍るタイプのものではないとおわかりいただけるはず。
逆に言えば、あれこれ喋ってしまうと面白さが半減するタイプの映画でもある。そこも、『ファイナル・デッドシリーズ』と同様。

よって、早くもこの記事は終焉を迎える。

鳴海の総評としては、特に中だるみすることもなく、ボードゲームを必死に終わらせようとする主人公たちを観ているのは苦痛にならない。
エンディングも特に文句なし。

よって、一見の価値はあり。





「”毒のキスがそなたを滅ぼす”  --カードに記載された文字」

#鳴海の一人でキネマ
#ファイナル・デッド・ゲーム
#ファイナル・デス・ゲーム