295本目 ホーム・アローン5/”あれ”よりはマシな5作目をレビュー
映画レビュー/概要
295本目 ホーム・アローン5/Home Alone: The Holiday Heist2012年
監督:ピーター・ヒューイット
主演:クリスチャン・マーティン
評価:★★★
豪邸に引っ越してきたバクスター一家。
しかし、その豪邸には”幽霊が出る”という噂があった。
信じていなかったフィンは、地下で”とあるものがある”ことを知る。
それを狙う泥棒も現れ……。
惨劇の後に作られたホーム・アローン
一作目の『ホーム・アローン』はクリスマスに欠かせないものとなり、二作目の『ホーム・アローン2』は続編として好印象。一作目を越える、とまではいかなくても、ホーム・アローンらしさは健在。
三作目の『ホーム・アローン3』は賛否両論を巻き起こしたが、マコーレー・カルキンじゃないホーム・アローンとしてはベスト。
そして四作目の『ホーム・アローン4』は、悲劇を生んだ。
”事件”が起きてから、10年近く製作されなかったホーム・アローンの新作。
誰もが期待せずにいた新作であったが、その出来ですが、果たして……。
新しい角度からのホーム・アローン
今度のホーム・アローンは、今までになかった展開。姉と弟が家を守るために奮闘するという設定。
しょーもない豪邸で近未来技術を使うくらいなら、こっちの方が全然楽しいです。
序盤は結構スローリーなんですけど、中盤からポツポツと楽しさが膨れ上がり、最後にはほっと一息つけるくらいには面白かったですね。
惨劇があったかどうかというのは忘れてしまうくらいには。
オンラインゲームの下りも、ホーム・アローンの要素をしっかり残しつつコメディを展開しているので非常に気に入っています。
こういうのが新しい要素こそ、シリーズとして増えていくべきですよね。
泥棒のパターン
標的となる一家はいつもと別。というわけで、泥棒も別なんですが、毎度同じく共通していることがあります。
それは、間抜けである、ということ。
三作目ではハイテク犯罪組織でしたが、後半にはアホ丸出しな展開になっていったので結局はみんなそっち方面だっていうわけです。
それこそホーム・アローンの醍醐味ってもんなので、あまりシリアスな展開が多くても困っちゃいますからね。
聞いているか四作目。
今後ホーム・アローンが作られることはきっと無いんでしょうけど、このシリーズ(※一部を除き)のお陰で、クリスマスが更に楽しくなったというのは間違いありません。
ありがとう、ホーム・アローン。
あ、ちなみ余談ですが、大人になったマコーレー・カルキンはこちら。
「超不気味。 --フィン・バクスター」
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