映画レビュー/概要

302本目 スターウォーズ エピソード5 帝国の逆襲/Star Wars Episode V The Empire Strikes Back
1980年
監督:アーヴィン・カーシュナー
主演:マーク・ハミル
評価:★★★★★

遠い昔、遥か彼方の銀河系で……。

デス・スターを破壊された帝国軍は、反乱軍を猛追することに。
秘密基地から追われた反乱軍は、辺境の惑星ホスへと向かった。

一方ダース・ベイダーは、若きスカイウォーカーを探すことに執念を燃やしていた……。



あまりにも映画史で語られすぎる続編

『ターミネーター2』『エイリアン2』『ダークナイト』『ゴッドファーザー part2』

映画の二作目は駄作になる、というジンクスをぶち破った映画は古今東西様々にありますが、この帝国の逆襲もその一部として君臨する作品となっています。

なにかにつけてちょっとしたダークな世界観で面白そうな感じだったら”帝国の逆襲テイスト”なんて呼ばれることも少なくはないでしょう。

前作のキャラクター達の見せ場はそのままに、新たな惑星、キャラクターの登場が世界観を大幅に広げていきます。
これでまたスターウォーズの世界が一気に楽しくなっていくわけですが、衝撃的な新事実が発覚することに……。

色とりどりな世界観

前作のイメージは砂漠。
ルークの故郷であるタトゥイーンがその舞台となったわけですが、今回は辺り一面氷の惑星ホスです。
寒波が来た北海道みたいなもんですね

そこでの一幕で有名な、ハン・ソロがルークを救出するときの「こりゃひでぇ。鼻が曲がるぜ」は最高にクールなセリフ。

からの、雲の都市である文字通りの”クラウド・シティ”。
並行してお送りされるドロドロな星、ダゴバ。

ルークは師匠であるヨーダを見つけ、ジェダイとしての訓練を受けることになります。
後に登場するプリクエル三部作からすると、ただのやんちゃな爺ちゃんって感じですけど、これがまた良い。

そして、そんなあれこれが繰り広げられた後、ファンに対して唐突に突きつけられる事実。



嘘だー!!!

スターウォーズファンが当時大変なショックを受けたという新事実。
日本で言えばコナン=工藤新一くらいの誰もが知るオチではありますけど、ダース・ベイダーがルークの父である、というあまりにも有名すぎる話です。

80年の映画でネタバレするなんて酷いやつだ!とは思わないでくださいね。
この映画ブログを参考にして新規開拓をしようとするのはとても嬉しいことですが、スターウォーズを観るというのはこのブログを読む以上に必須科目となっておりますので、レンタルショップへ回れ右してから戻ってきてください。

次回は、伝説の三部作が完結します。





「わしにはフォースが付いておる。心強い味方じゃ。  --ヨーダ」

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