"ゼクス"と"鳴海" CP2.0編その2
CPまでで様々なプレイヤーと交流を持つことができた。
それは、道内に限らず道外にも波及し、大きなイベントへ昇華していくことになる。
実際の光景を目の当たりにし、鳴海はある事実を発見する。
第一回マキシム最強決定戦が開催された。 その数ヶ月前から告知され、アークシステムワークス公認イベントにまで発展。
遠征プレイヤーの名前も多く挙がり、札幌界隈のブレイブルーを盛り上げることになった。
仕事の都合により、遠征者は二名(もけもけレリウス、ナカシマライチ)にまで減ってはしまったものの、当日の盛り上がりは凄まじいもので、特に遠征勢へこぞって対戦を申し込む姿は、全国大会を彷彿とさせるものであった。
これが実現したのは普段からマキシムでこつこつ対戦を続けたプレイヤー達によるものであると、開催者としてそのイベントを見ていてひしひしと感じた。
これが例えば、普段から五人にも満たない地域だったとしたら、ここまでの熱気を目の当たりにすることはできなかったであろう。
例えその五人が全国大会出場レベルの実力を持ち、ブレイブルーに大して強い熱意を抱いていても、遠方から人を呼ぶことは難しいと思われる。
実力関係なく、色んな面々がブレイブルーに対する熱意を表した結果ではないだろうか。
まるで科学者の論文調であるが、鳴海の見解は以上の通りである。
マキシムブレイブルー勢の、更なる発展を願う。
3on3の全国大会、Summit Of Blazblue 2nd が開催された。
ゼクス(鳴海)にとって、CP1.0以来の全国規模での対戦となる。
今回チームを組んだのは、
『鳴海(もうこの時からは全て鳴海で統一)ラグナ、イカメンアズラエル、のぜハザマ』の三人であった。
モチベもチームメンバーも申し分ない中での大会。
野試合は相変わらず調子がよく、今回こそは必ず勝つという意気込みでの参戦。
しかし、旧レリウスと対峙し、敢え無く敗北(自分のミスが多くての敗北……)。 続いて登場したイカメンレリウスがニ縦するも、大将フェンりっちジンに負け、そのままのぜハザマをも下してしまった。
先鋒で勝利していれば、少しはイカメンアズラエルの戦力温存になったのではないかと考えると、今でも悔しさを思い出せるレベルである。
札幌で「先鋒と言えば誰を出す?」で真っ先に名前をみんなに挙げてもらえるくらいなんだから、こういう所で働かなければどこで働くんだ?
と相当に後悔していた。
そのくせ野試合では勝ちをしっかり拾えるんだから、悔しさは倍増するばかり。
しかしながら、前回の全国大会よりも知り合いが増えており、そういった意味でも野試合や食事は非常に楽しめた。
こういう所で交流できるのもまた、全国大会の楽しさである。
とはいえ、この頃から徐々に、自分の中で何かが欠如していく。
こういう場に来るのは勝つため。
だが、なんとなくそこに居るだけで、楽しむだけで満足感が得られるようになっていった。それは勝ちに貪欲になるというよりも、大会の雰囲気を楽しんでいるだけ。
昔自分が目指した、”優勝する”という言葉から、少しずつ気持ちが変わっているのをこのイベントから感じ取っていた……。
最終的に華々しい戦績を収めることもできず、鳴海のCP2.0はこれにて終了。
そして、CPシリーズは幕を下ろすこととなる。
いよいよ次回より、ラグナ最終章CF編スタート。
これが、本当に最期になるのか。
それは、道内に限らず道外にも波及し、大きなイベントへ昇華していくことになる。
実際の光景を目の当たりにし、鳴海はある事実を発見する。
第一回マキシム最強決定戦2015
2015年7月。第一回マキシム最強決定戦が開催された。 その数ヶ月前から告知され、アークシステムワークス公認イベントにまで発展。
遠征プレイヤーの名前も多く挙がり、札幌界隈のブレイブルーを盛り上げることになった。
仕事の都合により、遠征者は二名(もけもけレリウス、ナカシマライチ)にまで減ってはしまったものの、当日の盛り上がりは凄まじいもので、特に遠征勢へこぞって対戦を申し込む姿は、全国大会を彷彿とさせるものであった。
これが実現したのは普段からマキシムでこつこつ対戦を続けたプレイヤー達によるものであると、開催者としてそのイベントを見ていてひしひしと感じた。
これが例えば、普段から五人にも満たない地域だったとしたら、ここまでの熱気を目の当たりにすることはできなかったであろう。
例えその五人が全国大会出場レベルの実力を持ち、ブレイブルーに大して強い熱意を抱いていても、遠方から人を呼ぶことは難しいと思われる。
実力関係なく、色んな面々がブレイブルーに対する熱意を表した結果ではないだろうか。
まるで科学者の論文調であるが、鳴海の見解は以上の通りである。
マキシムブレイブルー勢の、更なる発展を願う。
サミットオブブレイブルー2nd
さて、雰囲気はガラリと変わり2015年11月のことでございやす。3on3の全国大会、Summit Of Blazblue 2nd が開催された。
ゼクス(鳴海)にとって、CP1.0以来の全国規模での対戦となる。
今回チームを組んだのは、
『鳴海(もうこの時からは全て鳴海で統一)ラグナ、イカメンアズラエル、のぜハザマ』の三人であった。
モチベもチームメンバーも申し分ない中での大会。
野試合は相変わらず調子がよく、今回こそは必ず勝つという意気込みでの参戦。
しかし、旧レリウスと対峙し、敢え無く敗北(自分のミスが多くての敗北……)。 続いて登場したイカメンレリウスがニ縦するも、大将フェンりっちジンに負け、そのままのぜハザマをも下してしまった。
先鋒で勝利していれば、少しはイカメンアズラエルの戦力温存になったのではないかと考えると、今でも悔しさを思い出せるレベルである。
札幌で「先鋒と言えば誰を出す?」で真っ先に名前をみんなに挙げてもらえるくらいなんだから、こういう所で働かなければどこで働くんだ?
と相当に後悔していた。
そのくせ野試合では勝ちをしっかり拾えるんだから、悔しさは倍増するばかり。
しかしながら、前回の全国大会よりも知り合いが増えており、そういった意味でも野試合や食事は非常に楽しめた。
こういう所で交流できるのもまた、全国大会の楽しさである。
とはいえ、この頃から徐々に、自分の中で何かが欠如していく。
こういう場に来るのは勝つため。
だが、なんとなくそこに居るだけで、楽しむだけで満足感が得られるようになっていった。それは勝ちに貪欲になるというよりも、大会の雰囲気を楽しんでいるだけ。
昔自分が目指した、”優勝する”という言葉から、少しずつ気持ちが変わっているのをこのイベントから感じ取っていた……。
最終的に華々しい戦績を収めることもできず、鳴海のCP2.0はこれにて終了。
そして、CPシリーズは幕を下ろすこととなる。
いよいよ次回より、ラグナ最終章CF編スタート。
これが、本当に最期になるのか。
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