映画レビュー/概要

227本目 サイレントヒル リベレーション/Silent Hill: Revelation 3D
2012年
監督:マイケル・J・バセット
主演:アデレイド・クレメンス
評価:★★★

18歳の誕生日を迎えたヘザーは、毎日”サイレントヒル”と呼ばれる街の悪夢に苦しめられていた。
実は、彼女の出生に関わる街であり、その悪夢は、やがて現実のものとなる……。


シネマトゥデイ チャンネルより

三角様大活躍!

サイレントヒルシリーズを象徴すると言っても過言ではない三角様(※本名はレッドピラミッドらしい)。
今回は3D作品ということで、それを意識した大胆な行動が多く登場。
しょっぱなからキャラクターの話ばかり進めていきそうだが、それには理由がある。
あれ、もしかしてバレました?

映画館で鳴海を眠くさせるホラー映画

鳴海が映画を観ているのにも関わらず”寝る”という行為に及ばせる作品は、逆に凄いのである。
いや、別に寝ればええやんって思っている人も居るかもしれませんけど、これ本当に凄いんですよ。
24時間映画を観続けていても苦にならない(※25歳まではまったく動じなかったが、最近は少々ダメージを感じるように……)のに、眠くさせるなんて凄い面白くないと感じさせているに違いない。
今作に関して、特段観なくていいよと皆さんにお伝えするほど酷い内容ではないのだが、前作同様に中だるみが凄い。

ぶっちゃけ、初っ端からサイレントヒルに迷い込んでくれてもいいレベル。
ホラー映画なのに眠くさせられてしまうこちらの身にもなってほしいものです。

本当に凄いのには、鳴海を寝落ちさせる★1以下の映画群なのだが……。

前作との話の繋がりは中々深いので、2作目からいきなり鑑賞するのは少し難しい。
序盤から若干サスペンス性の高い流れとなっているが、直ぐ様一変。街に着いてからは待ってましたと言わんばかりの展開がいくつも。
にも関わらず、だるくなってしまうところがこのシリーズの非常に残念なところである。無用な人間模様がそれに拍車を掛けているのか、ホラーとホラーの合間にあるちょっとした悲しいお話がそれを助長させているのか。。。

ラストシーンにかけてのアクションはそこまでド派手というほどでもないし、これまた★3つにピッタリなもの。The star 3.

とにかく、今作はドッキリホラー要素と多少なりのアクション性でサイレントヒル感を出しつつも、やっぱりそこまで食い入るように見るほどでない仕上がり。
なんとな~く夏頃にホラー作品が観たくなったのであれば、今作で多少の涼しさを味わうのがいいでしょう。





「サイレントヒルへは絶対に行くな。  --クリストファー」

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