知り合いの方々が結婚するという報告を、否応無しに聴く年齢となりました。
大変喜ばしいことではありますが、自分とは疎遠なお話のため、その話を聞いたり披露宴でその姿を見て泣くことくらいしか、その方々にお返しできないことはちょっと残念。

そんな彼らに、鳴海がよく言うセリフがあります。
「早く子供の顔を見せろ」
まるで親。いや、彼らの親よりもよっぽど言っているセリフです。
二人揃って幸せそうにしている姿は何よりですが、家族が増えるともっと幸せそうに見える。それがまたいいのです。
そしてその子らは次世代を担い、新たな格ゲーマーに……いや、作家かもしれないし映画評論家かもしれません。
鳴海のような人間にだけはなって欲しく無いですけど、格ゲーマーにはなって欲しいかな(笑)

誰しも、何かを残してこの世を去って魂だけになるのやら、土に還るだけの存在になるのかはわからない世界でございますが、”何かを残す”というのは非常に大事なことだと思えます。
そのために生を受けたと言っても過言ではないでしょう。
実際はそんなことなくて、自分が楽しむために人生を謳歌することだって別にいいと思います。
けど、鳴海はこの世に何か残せれば悔いなくあっちの世界に行けるんじゃないかと思っています。
例えそれが、数人にしか喜ばれない小説であろうとも、いつの世代まで覚えておいてくれるかはわからないゲームセンターのイベントであろうとも、次の”何か”に繋がることを期待して、常に何かを行っている。
というのが信条としてあります。

それが正と働くかは己の力量、後は周りの皆さんのお力添えによるもの(むしろここが大きい。これに支えられていることに違いはない)。

次の世代のため、今日もせっせと原稿を進めましょう(吐血)。


「人を殺すなんて簡単に言ってはいけません!私は違いますよ。芸術的に殺すのでアーティストです!  --サメジマ」

#鳴海の一人でキネマ