映画レビュー/概要

233本目 ザスーラ/Zathura: A Space Adventure
2005年
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ジョシュ・ハッチャーソン
評価:★★★

地下室で見つけたボードゲーム、『ザスーラ』。
そのゲームを始めると、とんでもないことが次々と起きて……。

『ジュマンジ』の続編では別に無いので、あくまで別物として観るべし。
※原作者は同じ。



ボードゲーム繋がりで巻き起こる騒動

ボードゲームを始めた子どもたちが、世にも不思議な体験をするというのは『ジュマンジ』で既に体験済み。
その続編と勘違いして観た人が実に多いのだが、実際にはまったくの別物。

実際、興行収入もそんなに高くはなく、意見としても消極的なものばかり。
しかし、改めてレビューなどを様々に見てみると高評価な意見がかなり多い。
『ジュマンジ』至上主義な方には受けなかったんでしょうけど、これ単体で観ると面白いと思った人もかなり多いらしい。

かくいう鳴海も、あまり期待せずに鑑賞してみると、思いの外、思いの外であった。

無限の彼方へさぁ行くぞ!!!

別にバズは出てないです。
異次元ボードゲーム、今回の舞台は宇宙。
兄弟が始めたゲームはとんでもないモノが次々と現れる。

普通にSF映画してるかと思いきや、突如現れる宇宙飛行士によって思いもよらぬ展開に。
喧嘩でスタートする物語が、最後にはキレイな締め。

うーん、思ったよりも面白い。

確かに、ところどころ気になるシーンがあるけれど、全体としてまとまりはあるし面白くなかった、とは思わない。
序盤から気に食わなかった兄弟喧嘩も、物語が進むに連れて感情移入してしまうのもポイント。

「俺はロビン・ウィリアムズが出てるボードゲームしか認めない!!」
という人にとっては、確かに苦痛かもしれない。

なんとなく食わず嫌いしていた人には、是非とも観ていただきたい一作である。




「僕は指揮官だ。出て行ってもらうよ。  --ウォルター」

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