11/9より、『GODZILLA 星を喰う者』が公開スタート。
当日に早速観てまいりましたが、その感想をネタバレ抜きで記載していこうと思います。
いつかやるレビューではバリバリ内容記載しますがね。


ついに三部作完結

アニメ版ゴジラの三作目がいよいよ完結。
予告でもついに登場した”ギドラ”が地球にやってきます。
ですが、今回のギドラは一味違う。
鳴海はここが一番面白いと感じたところですが、絶対に未見の人には言えない話があるのでカットします。

今までのギドラシリーズは、星を滅ぼす邪悪な者として描かれてきましたが、今作のギドラはアニメ版ゴジラならではの設定が盛り込まれており、大変楽しめました。鳴海としては一押しな部分ですね。

黄金の終焉は、果たして本当に終焉をもたらすのか

このシリーズはアプローチを変えて制作されたものです。
そもそもアニメという、いつもの特撮とは土台が違う部分でのゴジラになるわけで。

よく目にするレビューで「バトルシーンが少ない」「ゴジラである意味はあるんだろうか?」などが挙げられますが、これまたゴジラを求める1ファンとして正しい意見かと思います。
自身も、CGでド派手に闘うゴジラが観たかったというのは間違いなくありますし。
ただ、小説の過去編二作を全て読了してから三部作を全て見ると、SFに比重を置いた設定の数々や、怪獣同士のドンパチが無いということも特に不満にはならずに、ハルオという主人公がどのように物語を終わらせるのかという点を楽しめるようになりました。

人類が生み出してしまった破壊の王とどう向き合うのか。
生涯を賭けて憎んできた相手に対し、どのような回答を見出すのか。
そして、人類はどういう結末を辿るのか。

地球の頂点がゴジラになったからこそ、あれこれと想像や論議を醸すことのできる視点を見つけた時、『星を喰う者』を鑑賞した際に得られる感動は大きいのではないでしょうか。

シリーズのファンが喜ぶ内容も

当然ながらここでは記載できませんが、随所で嬉しい内容がいくつかあり、思わずくすっときてしまいました。
”それ”をここで使うのかぁというような話ですが、何に纏わる話かは一切できません。
観た人とのみ会話できるところですので、是非劇場でアニゴジの最後を見届けていただければ幸いです。




「伏して拝め、黄金の終焉を。  --メトフィエス」


#鳴海の一人でキネマ
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