60本目 劇場版銀魂 新訳紅桜篇

2010年
監督:高松信司
声優:杉田智和
評価:★★★★

銀魂の存在は知っていたけれど、まったく観たことがない状態での鑑賞。
アニメ映画だし、この作品を観て終わりだろうと思っていた。

だが、後年の鳴海はニコニコ生放送のコミュニティでこう名乗るようになる。

『北の万事屋』、と。



銀魂シリーズ屈指の人気を誇る”紅桜篇”

原作は漫画であり、アニメも数年に渡って続く人気作品。
アニメの放送が2006年からだったことを考えると、4年後に劇場版作品を制作することになったのは頷ける。

銀魂とは万事屋(ばんじや ではない。 よろずや と読む)の三人が笑いあり涙ありの出来事に巻き込まれ様々なストーリーを紡いでいく。
その中でも絶大な人気を誇る紅桜篇がピックアップされ、劇場版の映画として制作された。
アニメでも放映されたことのあるストーリーではあるが、随所に新規カットと劇場版ならではの作画で鑑賞者の目を楽しませる。

かなりよいしょしているが、言ってしまえば”焼き直し”ということでもある。
なので、”新訳”という言葉の使い勝手の良さがこの映画から伺うことができるのだ。

幸いにもアニメをまったく観ていなかった鳴海としては、この作品単体でも十分楽しむことができたため、特に”これ、ほとんど観たことあるからつまらなかった”などという感想は抱かなかった。むしろ、劇場版ならではのシーンで胸が熱くなったくらいだ。

劇場版限定の”殺陣”

ギャグの良さや感動シーンについては原作を観てもらっても味わえることなので、劇場版で新しく追加された箇所のお話をしたい。

無かったわけではないが、増量された殺陣のシーン。
主題歌であるDOESの”バクチダンサー”をバックに、主人公である銀時と桂がバッサバッサと敵を切り倒していく。そのかっこよさはアクション映画に匹敵し得るレベルで、感動すら覚えた。
普段バカなことを言ったりやらかしているからか、そのギャップで真面目になったシーンは胸が熱くなり、感動シーンでは涙を流してしまう。

その緩急の良さこそ、この作品に詰められている。
銀魂を観たことが無い人は、是非この映画から入ってみてはいかがでしょうか。




「宇宙一バカな侍だ!コノヤロー!!!  --新八&神楽」

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