217本目 トレマーズ4
映画レビュー/概要
217本目 トレマーズ4/Tremors 4: The Legend Begins2004年
監督:S.S.・ウィルソン
主演:マイケル・グロス
評価:★★
グラボイズ事件から100年程前。
舞台となるパーフェクションの前進であるリジェクションで、”奴ら”は現れていた……!
気づけばついに四作目
もはやどうしてこんなに出るのかわからないトレマーズ四作目。毎回毎回「面白くないことはない」と言ってきた鳴海にも限界はある。
二作目、三作目には新設定が登場したため、その新鮮さによって楽しみを得ていた。
今作の場合は過去編。
出てくるのは成長体のグラボイズのみなので、これと言って新鮮さは無い。
100年前に出てきたグラボイズをいかにして倒したのか、というところに注目されるのかもしれないが、ここで一作目を思い出して欲しい。
別に銃を使わずに倒していたことを。
やつらは賢いようで賢くない。
それがまた、ある種のB級的面白さをくすぐるのかもしれないが。
明らかにおかしい過去編
100年前と言えども、小規模と言えども、村で起きた事件。それがどうして後世までまったく語られなかったのか、という疑問が真っ先に出てくる。
この地を好んでいるという設定があるのは別に構わないが、それならば誰か一人くらい正体を知っていてもいいようなものである。
全滅したというならまだしも、村人は全員生きており、後に重火器マニアとなる曾孫が奴らと対峙するわけなのだから、少し暗い一作目のために何か繋げても良かったのでは……。
という愚痴は実際に無駄なので、これくらいに。
とにかく、これを観るなら一作目を見ろ!が大正義。
「そんな野蛮な武器は使わない。 --ハイラム・ガンマー」
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