映画レビュー/概要

818本目 ワンダーウーマン 1984/Wonder Woman 1984
2020年
監督:パティ・ジェンキンス
主演:ガル・ガドット

評価:★★

ガル・ガドットが美人、それで十分(マーゴット・ロビーの時と同じこと言ってるような)

◯前作とは逆に、スティーブが知らない世界をダイアナがあれこれ紹介したり教えるシーンはグッと来ますね。違う世界のことを知っていく下りはどちらのパターンでも最高です。
▲このシナリオで150分超えはちょっと長すぎる……。もっと短くても良かったのでは??
▲強いキャラがナーフされる設定があまり好きではなく(完全に個人意見)…。同じ実力の相手が出てくるのは嬉しいんですけど、シンプルに弱体化するのはどうにも魅力と面白みも一緒に欠けるようにしか見えなくて。



ワンダーウーマンの続編ということで、アクション面や彼女の掘り下げ、そしてDCEUとしての展開を期待して観たんですけれど、残念ながらドラマでいいクラスだなと感じちゃいました。
人によっては結構好きかもですが、鳴海にはあまり刺さらず。

・ワンダーウーマンのオリジナルテーマが流れない
・悪役が凡庸。そしてめちゃ強いわけでも、魅力的でもなく、ちょっと感動話を挟んでくるくらいならこんなことせんでええやろ!なオチと、代償払わずそのまま終わっていったのもなんだかなぁっていう
・ただでさえ戦時中に悲しい思いしたので、またスティーブとの別れ経験させる必要無くない!?脚本家ドSなんすか!?

とまぁ、結構ツッコミどころ多めで。
アクション面もめちゃすご!というよりも、この頃のアクション映画で考えたらまぁまぁだよねくらいの出来栄えですし、良かったのはガル・ガドットが美人で目の保養になったことと、スティーブとの掛け合いが素晴らしかった点くらいです。
キャラの掘り下げというよりちょっと楽しげに見えそうなシーンがあるくらいで、ストーリーとしてもDCEUとしてもなんら展開が無かったのがあまりにも残念。
これから1時間ドラマをDVD特典につけてくれるくらいで良かったのでは?と。

一作目と違ってちょっと説教臭いシナリオだったのがこれまたマイナスだったのかも?
兎にも角にも、DCEU作品の中でダントツに評価が低く、残念ながらもう観なくていいかなリストに入ってしまいました。

シャザムの続編、大丈夫かな……。





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