【ネタバレあり】819本目 エクソシスト 信じる者│ CGの違和感が凄いのは気の所為?
映画レビュー/概要
819本目 エクソシスト 信じる者/The Exorcist: Believer2023年
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
主演:レスリー・オドム・Jr
評価:★★★
せっかくあの2人が出たのにこの扱いはどうなの!?
◯エクソシストとして良いかどうかはさておき、ホラー作品としてはかなり怖いシーンが多かったです。特に中盤までのカメラワークはめちゃくちゃ良き!
◯子役2人の演技が抜群!これは相当良かった。
◯特殊メイクにもかなり力を入れており、1作目を彷彿とさせる恐怖を感じられて良かった。
▲神父の扱いが雑では…? 娘2人に関連する人物に焦点を当てたかったのはわかりますが、エクソシストシリーズであるなら本業の人にもっと頑張って欲しかった感。もしくは、やられるならもう少し中盤手前くらいとかで退場する形にして、今回の悪魔がヤバいっていう誇張でも良かったような。
▲せっかくオリジナルのキャスト2名揃えたのに、目をやられるだけで終わったり、リンダ・ブレアに至っては「流石に老けたなー!」って思っただけでとりあえず出たって感じ。せめてストーリーに絡ませないと、ファンのために出てきただけ感が……。
あの『エクソシスト』の続編がまさか令和に出るとは……。
個人的に続編の中では『エクソシスト3』が至高だと思っている鳴海視点で行くと、いわゆるホラー映画として怖いか、そしてエクソシストの続編である必要性はあるか?の2点が中心になりそうかなと思いながら鑑賞していました。
今回は2名を対象に取り憑いたという設定は好みでした。
世界線は違えどシリーズとしては数を積み重ねているので、少し変化球があった方が面白そうだなというところで、前提を変えてきたのは個人的に良いなと思ったポイントです。
今作における推しポイントは何よりカメラワーク。
序盤から中盤にかけての怖さが半端ない。下手なホラー映画じゃ太刀打ちできないレベルで怖かったです……。
音の使い方、カメラの視点、シーンの切り替えなどは1作目に近しいものを感じましたし、何よりホラー作品としての面白さが十分ありました。
ただ、終盤近くの悪魔祓いあたりから失速。
結局キャサリンは死んじゃうし、オリジナルキャスト2名はあんな扱いだし……。
なんだったら火を中心としたCGも変に浮いた感じにしか見えなかったですし。これは恐らく特殊メイクが良すぎたのもあると思いますが……。
次の話を作るかもしれないような雰囲気だけは出して終了。
んー、もったいない。
結局悪魔は本当に同一だったのかもわからなかったですし(見落としていたらすみません。ご指摘いただけると嬉しいです)、結局1人は命を落としているせいで後味としてあんまりよろしくない。
こうなってしまう納得感を悪魔に求めるべきではないかもですが、物語としてすっきりするエンドではなかったように思えます。
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