映画レビュー/概要

820本目 シャザム!~神々の怒り~/Shazam! Fury of the Gods
2023年
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
主演:ザッカリー・リーヴァイ

評価:★★★

つい笑ってしまうシーンが多いのは前作同様

◯思わず笑える言い回しの数々は前作同様。
◯意外とメタい要素が多く、なんだったらDCでそれ言うなよっていうオマケも結構好き。
◯アクションシーンも相変わらず見応えあり。DCのアクションは良いものが多いと個人的に思ってます。
▲神々の姉妹がちょいとややこしすぎる。姉妹揃って悪役ならさておき、一番上の姉の立ち回りと一番下の妹の動機が微妙に納得感が薄い。
▲面白いシーンは確かに多いんですけど、話の全体として良かったかというと可もなく不可もなくといったところ。



シャザム!は子供が大人になる逆コナン現象で有名なヒーローキャラクターですが、今回もそれを生かしたセリフやシーンが多くあったのは好印象でした。
軽口な感じもかなり好きですし、重々しくない感じなのもDCEUの中ではある意味異色でそれがまたいい。
今回は大人になる、というテーマが主軸にありながら神々の姉妹の各種動機がややこしいせいで「お前結局味方なんかい!」と最後まで妙に引っかかる展開に。

面白かったかどうかで言うと端的に面白かった、とは回答しますがめちゃめちゃ面白かった!とまではいかない内容かなと。
シンプルに笑えた2時間だったかなぁというところで、何度もリピートするかというとあまりしなさそうな。

映画の続編というのは一作目が面白ければ必然的に高くなってしまいますが、今作は一作目を超えられなかった感が否めません。
結局DCEUも終わってしまったので、ポストクレジットシーンも回収されませんし。

そして最後にこれだけ言いたいんですけど、ワンダーウーマンはテーマ曲流して出せばとりあえず何でも良い感になっちゃってませんか?笑
いきなり予想外な展開で出てきたのただただ笑えたって感じだったので。
『フラッシュ』でもそうですけど、体よく出てくるキャラになっちゃったんですね彼女は……。
好きだからいいですけどね!





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