55本目 ジュラシック・パーク3/ラプトルの「アラン」が聞けるのは今作だけ!
映画レビュー/概要
55本目 ジュラシック・パーク3/Jurassic Park Ⅲ2001年
監督:ジョー・ジョンストン
主演:サム・ニール
評価:★★★
発掘資金に困っていたグラント博士の下に、とある夫婦が現れる。
その夫婦は、”あの島”のガイドをしてくれれば、巨額の出資金を約束するという。
二度と行かないと誓っていたグラント博士であったが……。
グラント博士がやっぱり好き
三作目になった『ジュラシック・パーク』シリーズ。鳴海は小学生の頃この映画を映画館に観に行っており、その時”は”心躍った。
そう、その時”は”。
最早無法地帯になった島にまた向かってしまうところは因果としか言いようが無い。
彼が島に行くからこそ華があるといえども、ストーリーはいまいちとしか。
小学生が面白いと思えた要素は下記に記載いたします。
とにかく、このシリーズは終始人間の欲を切ることができないですよね。
お金、恐竜……。
それを延々と繰り返すから、ある意味人間らしいといえばそうなんですが。
USJのアトラクションで落っこちる前にも、自分が持つ汚い人間らしさを思いつつ落ちると、よりジュラシック・パーク感が出るかもしれませんね。
……実に歪んだ楽しみ方ですけど。
脇役のレベルがシリーズの中でもかなり下
一作目だとグラント博士以外にも様々な脇役がいらっしゃいましたよね。
食べられることがメインの方も居たんですけど、それでも我々の印象には凄く残るオチだったかと思います。
ほら、弁護士の人とかトイレで食べられるシーンはジュラシック・パークの象徴と言っても過言では無いですからね。
それくらい頭の隅に残る場面が多ければ良かったんですけど、それが多ければこの映画はもっと売れていたかと……。
新恐竜の強さが際立つ
今までは言わずもがなT-レックスが最強として君臨していたシリーズだが、新たに登場したスピノサウルスが度肝を抜きます。この恐竜のしつこさがまた良くもあり悪くもある。
というのも、脅威に描かれた存在が最後の最後で尻尾巻いて逃げるだけだし、〆を持っていくのがラプトルさん。
とっちらかったまま終わった感が強いため、どうにもスッキリとしないまま終わってしまう。
うぅむ、新しいジュラシック・パークはもう作られないのか……。
何年経っても作られないから無理なんだろーなー。あーあー新作見たいなーーー(棒読み)。
「例え天変地異が起きてもあの島へは行きません。 --グラント博士」
#鳴海の一人でキネマ
#ジュラシック・パーク
#ロスト・ワールド
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