【ネタバレあり】556本目 アベンジャーズ/エンドゲーム │ ありがとうMCU。号泣の終幕へ
映画レビュー/概要
556本目 アベンジャーズ エンドゲーム/Avengers:Endgame2019年
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
主演:ロバート・ダウニー・Jr
評価:★★★★★
あらすじ
サノスとの戦いに敗北し、全宇宙の生命の半分が失われた。
残った面々でサノスに挑むが、インフィニティ・ストーンは既に原子のレベルにまで分解されており、再び失われた生命を取り戻すことができなくなってしまった。
それから5年後。原子の世界へと旅立っていったアントマンが、奇跡的に生還を果たす。戻ってきた世界との違いに気づき、彼はアベンジャーズ施設へと急ぐ。
アイアンマンから10年。史上最大であり最強の物語がいよいよフィナーレを迎える。
MCU第22作目。
※絶対にエンドゲーム未鑑賞の人は下記内容をご覧にならないようお願いいたします。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』による衝撃から1年。
現実逃避をしつつ、早く、早くこの映画が観たいとずっと待ち望んでいました。
なんなら、この映画を観られるならこの世に未練はない。それくらいの覚悟で望んだ2019年4月のことです。
再び世界はアベンジャーズ祭りで、あちらこちらでコラボグッズの販売やストアが期間限定で登場したりと、最高の物語の終わりに向けて準備が進められていきました。
『アントマン&ワスプ』『キャプテン・マーベル』を鑑賞し、いよいよ公開当日に観に行きましたが、想定外も想定外だらけ。
泣くにしても、こんなに泣くか?っていうくらい泣きましたが、これはどう考えてもシリーズをずっと長きに渡って追ってきた人とか、好きなキャラクターがあんな顛末になることに対する悲しみが大きいと思います。
でも、鳴海だけではなく号泣しまくった人は多いことでしょう。
全てを回収しラストへ
最初に出てきたのは、インフィニティ・ウォーで参戦しなかったホークアイ一家から。
2分の1と言いつつ、ホークアイ以外全員消えてしまうという不運の立ち上がり。
マーベル・スタジオのロゴに至っては、消えたキャラクターが映らないという徹底ぶり。
ちょっとばかし穏やかな雰囲気でスタートしたと思いきや、キャプテン・マーベルが早速参戦し、対サノス戦へ。
いつも通りタイトルロゴでまず泣きます。
サノスの老後生活を見せられながら、彼と戦っていきなり話が終わってしまい、「え、残りの2時間40分くらいどうすんの??」状態。
からの突然時間が過ぎ去り5年後。
え、あの戦いからさっと5年も経ってしまっているんですか!?!?と頭がまたもやぼんやりさせられている間に、スコットおじさんが参戦。
彼の話のお陰でタイム泥棒作戦が開始に。
ここでメンバーがストーンのことをあれこれ思い出話のように語りますが、さくっと石持ってくるだけかと思ったら、まさかの思い出の地を巡る旅に。
2012年当時、劇場でアベンジャーズを観られなかった鳴海としては、IMAXの映像で初期メンバーのアッセンブルシーンを観られただけでも感無量。
そこで何が起きていたのかを知っているからこその面白さが爆発しつつ、今や知っているけれど当時はストーリーに参加していなかったキャラクターがどんどん登場してきてテンションMAX。
アレクサンダー・ピアース、ストライクチーム、そしてまさかのエンシェント・ワンやソーの母であるフリッガまで。
今まで全部観てきたからこそ楽しい要素をマウント取ってひたすら殴り続けてくる始末。
石集めだけでもお腹いっぱいになってきたところで、若サノス(って言っても2014年のサノスだからそんなに若いわけでもない)との対決へ。ハルクが指パッチンした後すぐに襲撃されて絶望一色。
インフィニティ・ウォーの時のサノスはちょっと勇者感ありましたけど、今作のサノスは完全に悪役。4年の間でタイタン星人も色々考えが変わるんだなぁ。
ソーとトニーのあわせ技、キャップがソーのハンマーを持てるようになるなど衝撃シーンが連発しますが、さすがはサノス。そう簡単にやられてくれやしない。
チタウリだけじゃなく、インフィニティ・ウォーのワンコロ達も来るしで絶望&絶望。
「うえええもう駄目だああああ; ;」ってなったところで”左失礼”。
曲名はポータルというBGMですが、それが流れ始めた瞬間から涙がぼろぼろ。ぼろぼろぼろぼろくらい泣いてました。えぇ、本当にずっと泣いてましたねここ。
思い出しながら今記述してますけど、それだけでも泣きそうになってるのヤバくないですか?w
消えたメンバーだけじゃなく、アズガルド、ラベジャーズ、魔術師一行も参戦。
今まで登場したヒーローが全員集まってのキャプテンによる一言。
「Assemble」
爆泣。あ、今も涙出てきた。
それからというものの、ずっと泣きっぱなし。
うええ。これネタバレありだから読んでくれている方は同意していただけるかもですが、未見の人はコイツ何言ってんだ状態ですよね。
最後はトニーが犠牲となる衝撃の結末。
1400万605通りの中で、唯一勝てる手段がこれしか無かったというサノスの引くほどの強さ。
静かにサノス軍は消え去り、世界は悲しみに包まれて終幕。
いや、それだけじゃないですね。
キャップもストーンを過去の世界に戻しにいきますが、彼はかつてトニーに進められた人生の歩み方を選択。
ペギーと幸せに過ごしましたとさ。めでたしめでたし。
歴代1位おめでとう!!!
泣きに泣いたこの映画は3時間あるけど秒で終わるよね?(体感そんなに長いって感じないよね)の代名詞でありますが、世界興行収入ランキングの1位を樹立。
偉業を成し遂げてくれたことは本当に嬉しい。
2021年2月現在はまだまだ世界が大変な状況ですが、もし世界に平和が戻ってきたら、その喜びを表すのにまた再上映してくれると嬉しいなって思ってます。
もちろん、ブルーレイは持っているし、ディズニープラスにも加入しているのですぐに見れますが、やっぱり劇場で観られるのはありがたいですからね。
フェーズ3終了は次回作にて完結となりますが、MCU内の1つのフィナーレはこうして無事終幕となったわけです。
本当に、心からこの映画をリアルタイムで観られたことに感謝です。
だけど、ちょっとした心配があります。
こんなに楽しすぎる作品の後のMCUが盛り下がっていかないかな?っていう疑問です。
しかし、そんな疑問が吹き飛ばされるところがまた別の箇所でスタートしてくれました。
その話は、また別の機会にでも。
「3000回愛してる。 --トニー・スターク」
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