映画レビュー/概要

363本目 ハリー・ポッターと死の秘宝 part2/Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 2
2011年
監督:デイビッド・イェーツ
主演:ダニエル・ラドクリフ
評価:★★★★


あらすじ
ヴォルデモート卿を倒す分霊箱を手に入れるため、学校へと戻ったハリー。

7つあると言われる分霊箱には、自らの出生にも関わりがある秘密が隠されていた。
ついに迫る、闇の軍団との最終決戦。

全ての謎を解き明かし、ハリーは宿敵と対峙することになるのであった……。


目次
・ついに最終作
・分霊箱とは(※ネタバレ有り)
・犠牲の末に

ついに最終作

ハリー・ポッターシリーズもいよいよ最終作まで来ました。
2000年にスタートした『ハリー・ポッターと賢者の石』から11年。
ファンタジー映画の金字塔として君臨したこのシリーズも終幕。

前作、『ハリー・ポッターと死の秘宝part1』が序盤も序盤の描き方だっただけに、本当のラストである今作には期待しかありませんでした。

実際見てみると、期待を裏切らない仕上がり。
とはいえ、鑑賞してからしばらく経っており、すっかり忘れた”分霊箱”についてだけ自分のメモ書き程度に記載しておきたいと思います。

分霊箱とは(※ネタバレ有り)

ヴォルデモート卿を倒すには、分霊箱を破壊するしかない。
という話を聞いたハリーは、分霊箱を破壊する旅に出ます。

要するに、自分の保身のために、他者を犠牲にして作成することができる邪悪な魔法を16歳から行っていたえげつない青年が、あんな醜い顔になっちまったってわけです。

箱と言っても本当に箱の中に入っているわけではなく、どちらかというと器的な意味合いの強いものです。
それが下記7つ。

①トム・マールヴォロ・リドルの日記
②マールヴォロ・ゴーントの指輪
③サラザール・スリザリンのロケット
④ヘルガ・ハッフルパフのカップ
⑤ロウェナ・レイブンクローの髪飾り
⑥ナギニ
⑦ハリー・ポッター

そう、7つ目の分霊箱とはハリー自身なのでした。
まさに主人公チックな展開。

ライバルを倒すためには、自身も身を捧げるしかない。

とは言いつつも、そこを上手いことカバーできる要素があるのがファンタジー作品らしい。
あんなに可愛らしい少年が将来大人になって、ただ命を落とすしかない状況なんて救いが無いですからね。

犠牲の末に

今作に至るまで、沢山の命が散ってしまってますが、最終決戦ということもあって、更に沢山の人が犠牲になってしまいます。
ハリーは知人、友人を亡くしながらも宿敵と対決し、因縁を終わらせることができたわけです。

正直、ダンブルドアが亡くなった時が一番虚無かったのですが、今回も中々のもの。

最終作では魔法による壮絶な対決有り、長年に渡る因縁の終わりと、しっかり終止符に向けた展開がぎっしりと続きます。

鳴海としては、長きに渡ったシリーズがキッチリと完結された安堵が一番大きかったです。
ただ、一番残念だったのは唯一、マルフォイの活躍シーンがあまりにも少ないところです。
原作を読んで居ないので、映画通りの終わり方なのかはわからないのですが、ヴォルデモート卿以上に関わりのあったドラコ・マルフォイが、最後にひっそりとフェードアウトしてしまう姿にはちょっとがっかり。

いや、そこがまたマルフォイっぽくていいんでしょうかね。
主張したくてもできない、知り合いをからかうのが丁度いい立ち位置。

うん、そう考えたらだんだん納得してきました。





「俺様だけが生き残る。  --ヴォルデモート卿」

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