335本目 パラノーマル・アクティビティ4/デジタル化が進んで演出も変わった4作目をレビュー
映画レビュー/概要
335本目 パラノーマル・アクティビティ4/Paranormal Activity 42012年
監督:ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン
主演:ケイティー・フェザーストン、キャスリン・ニュートン
評価:★★★
あらすじ
2006年、ケイティとハンターが消えてから5年。
事件はまったく別の場所で急展開を迎える。
隣人が引っ越してきてから、アレックスの身の回りで奇妙な出来事が起き始める。
解明のために、恋人と協力しカメラを設置するが、驚愕の映像が映し出されていた……。
ナンバリング4作目
超常現象による恐怖を皆さんに届けする『パラノーマル・アクティビティ』も今回で4作目。『パラノーマル・アクティビティ3』では過去に何があったのか、という部分に注目してストーリーが進みました。
今作は、『パラノーマル・アクティビティ2』と直結する続きのお話です。
2のラストシーンから始まり、ケイティとハンターがどこへ消えてしまったのかが明かされます。
5年経過したあとなので、ハンターはすくすくと成長しており、新しい主人公は彼らのせいで迷惑被るわけです。
はた迷惑な姉妹と子供は、一体いつまでこのシリーズを存続させるのか……。
今回の視点はPC
昨今のPOVでは珍しくもなくなった、PC視点での撮影で今作は恐怖を堪能。定点カメラもありますが、やはり年代の変化を感じますね。
デジタル化した恐怖は果たして、どのような驚きを我々に……?
というわけで鑑賞した結果は、至ってシンプル。
「やっぱりいつもどおりやんけ」
びっくりするシーンの前には必ずいつもの「ゴゴゴゴゴ」という低い音が鳴るし、何が起きるのかが大抵予想がついてしまうものばかり。
ですが、後半の盛り上がりはいつもどおり息苦しいくらいには緊張感があります。
上映時間的にもそんなに退屈をすることもなく、今までの物語と関連性も強いので、あれこれ思い出しながら観ることもできます。
そういう意味では、前作よりも楽しめると評することができるでしょう。
露骨にケイティが登場しまくる
ある意味ラスボス感漂うレベルの眼力を発するケイティさん。尋常じゃない強さを発揮するのは相変わらずで、やっぱり彼女でアクション映画風に展開した方が面白いんじゃないかとすら思います(笑)
そこにアクションできるエクソシストを呼んで、世紀の対決を繰り広げるわけです。
まー、冗談ですけど。
さて、これにて5回目のパラノーマル・アクティビティが終了したわけですが、シリーズはまだまだ続きます。
1作目よりも今作の方が恐怖を感じることができるので、単にドッキリホラー目当ての方であれば、ちょっとしたお化け屋敷に入る感覚で鑑賞すると、ある程度満足できるかもしれません。
「ワイエット!逃げるわよ!! --アレックス」
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