334本目 パラノーマル・アクティビティ3/そろそろ同じ演出に飽き始めたシリーズをレビュー
映画レビュー/概要
334本目 パラノーマル・アクティビティ3/Paranormal Activity 32011年
監督:ヘンリー・ジュースト、アリエル・シュルマン
主演:クリストファー・ニコラス・スミス、ローレン・ビットナー
評価:★★
あらすじ
1988年。ケイティとクリスティを撮影したビデオが残された。
2人が始めた禁断の遊び。
ビデオには、信じられない超常現象が残されていた……。
流石に飽き始める3作目
超常現象による恐怖を皆さんに届けする『パラノーマル・アクティビティ』も今回で4作目。『パラノーマル・アクティビティ2』と『パラノーマル・アクティビティ 第二章 TOKYO NIGHT』で全てを出し切った感があるこのシリーズで、またもや過去編が登場。
今回はケイティとクリスティ姉妹が幼少の頃どんな恐ろしい目に遭っていたのか、というのを古いビデオで観ることになります。
恐怖の正体へ確信に迫る一作。
果たして、姉妹は”何”と接触してしまったのか……。
笑わせにきているのか、怖がらせにきているのか
恐ろしい”何か”の名前はドビー。クリスティが話をしているそれは、姿こそハッキリ見えませんが、きっと悪魔みたいな姿をしているんでしょう。
角があって牙が尖っていて黒いヤツ。いや、もしくは赤かもしれませんが。
怖がらせるつもりなんでしょうけど、ドビーがただただ姉妹と遊んでいるように感じる所があるので拍子抜けしちゃうんですよね(笑)
髪を引っ張って持ち上げるシーンとか。
そんなものが近くに居るにも関わらず、”ブラッディ・メアリー”の遊びを始めてしまう姉妹。
そりゃアカンですよ……。
当然ながら姉妹の両親はとんでもない目に遭ってしまうわけですが、観客としては展開がいつもと全然変わらずなので、欠伸が出てしまう程。
とはいえ、定期的に驚かせるシーンが入るので身体がビクッとなってしまうのは確かなんですが。
今回は完全にお化け屋敷仕様です。音で必ず怖がらせに来ます。
ただ、慣れてくるとただただ煩く感じてくるため、ホラーとしての楽しみも損なってしまいます。
ストーリー好きにはいいかもですが、ホラーとして楽しみたい方には不向きかも?
本当に気味が悪いのはラスト
後半の追い込みはやっぱり緊迫感があるので目が離せないですね。ホラー演出云々よりも、謎のオカルト集団に取り囲まれている時の方がよっぽど怖いです。
姉妹には昔からこういうヤバめ集団が監視していたようで、ゲームのバイオハザード4みたいな奴らと戦う羽目に。なんなら、ここからアクション映画にしてくれた方が面白かったかもしれないですね。
とまぁ、目新しさも特になくなり、ただただ物語を追うために観ている、そんな作品です。
「ドビー止めて! --ケイティ」
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