333本目 パラノーマル・アクティビティ 第二章 TOKYO NIGHT
映画レビュー/概要
333本目 パラノーマル・アクティビティ 第二章 TOKYO NIGHT2010年
監督:長江俊和
主演:中村蒼、青山倫子
評価:★★★★★
あらすじ
アメリカからの旅行から東京へと戻ってきた姉弟。
事故により車椅子の生活を余儀なくされた姉であったが、彼女の周辺で奇妙な出来事が起こり始める。
オカルト好きな弟は、カメラを設置して正体を暴こうとするのだが……。
この2作目が一番怖い
『パラノーマル・アクティビティ』の日本版続編2作目。『パラノーマル・アクティビティ2』と同様2作目ではありますが、こちらはあくまで別のお話。とはいえ、ストーリーはしっかり繋がっているので、シリーズを追っている人は「なんだ日本のやつかよ」などと思わずに、必ず観て下さい。
なんなら今作が一番面白いと、鳴海は推します。
Jホラー要素もあり、洋画ホラー的ドッキリ恐怖もありなので、1本で二度美味しい。
パラノーマル・アクティビティでこんなに絶賛することになるとは……。
ハッピーエンド率何%?
元々、パラノーマル・アクティビティシリーズ自体がハッピーエンドになる確率が低いシリーズですが、今作の絶望感は半端ないです。伏線を一個ずつ回収していく流れはお見事で、安心できるかと思いきや次には絶望に多々落とす流れがお見事!
翌日仕事の場合は、あまり観ないほうがメンタル面にいいかもしれません。。。
主役となるのは姉弟。美人の姉を持つ弟が羨ましいんですが、そんなことも言ってられない展開が次々と繰り広げられます。
そして何より特徴的なのは、2つのカメラを途中から同時に設置し出来事を追っていく箇所です。
前作では数カ所に置いたカメラを切り替えていくパターンでしたが、この2つの画面を同時に観る緊張感は中々のもの。
ホラー演出も、どういうギミックを使っているのか気になるくらいには面白い要素たっぷり。
なんだか推しまくってますが、それくらい好きな一品ということで。
予想し得なかったラスト
ラスト直前から怒涛の快進撃。「どうせ一作目と似たような結末でしょ?」なんて思っていた矢先に、次々と波乱が巻き起こります。
そして、まったく考えていなかったラストへ……。
という展開が待っていますので、シリーズを追っていない人は本当に絶対に観て下さい。
なんなら、シリーズ追っていない人でも、これだけは是非とも観ていただきたい。
フェイクドキュメンタリーホラーとしての楽しさがたっぷり詰まっているので、怖がりたい人にはオススメの一作。
「正体は俺が暴くからさ。 --山野幸一」
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