映画レビュー/概要

440本目 探偵はBARにいる3
2017年
監督:吉田照幸
主演:大泉洋
評価:★★★★★

あらすじ
ありふれた事件依頼。人探しを請け負った探偵であったが、その人探しが別の事件と結びつき……。
長年続いてきた探偵と相棒の関係にも劇的な結末が訪れる。
最凶の敵、最悪の依頼者。探偵は、果たして事件を解決できるのか。

アジア最北の歓楽街。札幌、ススキノ。
街を舞台に巻き起こる、ハードボイルド作品。
ついに3作目まできた『探偵はBARにいる』シリーズ。
実は映画オリジナルシナリオということなんですが、シリーズ中一番好きなお話です。
登場する各キャラクターの濃さといい(当然ながら、前作までも濃いキャラばかりなのは間違いなし)、物語の楽しさといい、アクションといい、楽しいと叫ばざるを得ません。

ギャグも適度に入り笑わせてくれますし、探偵と高田のコンビの長年培ってきた絆もぐっと来ますし、札幌のおなじみな場所は出ますし。

褒める点ばっかりっすね。

強いて言うなら「はぇえよ」のセリフだけは欲しかった。

ヒロインも最高(賛否は受け付けます)

今作のヒロインは、北川景子さんということでテンション上がりまくりです。
やばくないすか?だってノルベサの観覧車に2人で乗ってたシーンとかありましたけど、僕らも観覧車簡単に行ける上に同じアングルで同じ観覧車ですすきのの夜景見れるから実質北川景子と一緒に観覧車乗れるようなもんですからね(意味不明かつ暴論)。

アホな発言はさておき、悲しき依頼者として物語の根幹を成す岬マリがどういった経緯であんなにヤバい組織と絡んでいたのか。そこを深ぼっていくとラストの悲しい結末に繋がるわけですが、流石に劇場で泣きました。シリーズで一度も泣いたことはなかったんですが、流石に今回は泣きました。
生まれなかった子供と同じ誕生日の子のために命を燃やしたわけですからね。洋さん=探偵と同じ所でふつーに泣きました。

笑わせてもらい、泣かせてもらい、ストーリーも登場人物も最高です。

是非来て3

今回もロケ地紹介。
3作目にご紹介するのは食べ物屋さんではなく、いや、内包している施設です。

ラストの追い込みでバッチリ使われている、サッポロファクトリーです。
札幌民からしたら何も観光になりゃしないんですが、この映画をユナイテッド・シネマ札幌内で観ていたら、まさかのファクトリーが出てきて驚き。
「ついそこで撮影されてたんやんwww」とめっちゃテンション上がったのは記憶に新しいです。

※リンク先は公式ホームページへ

ヤクと現金を交換していたテーブルもそのままありますし、北川景子役の岬マリが銃を発砲したその場所に立つのは誰でもできます。
流石に「全員ぶっ殺すぞ!!!」っていう再現はやっちゃいけませんよ。本当に捕まりますから。





「いのちを燃やすものは、あるか?」

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