344本目 ターミネーター2/続編を作る時の教科書をレビュー
映画レビュー/概要
344本目 ターミネーター2/Terminator 2: Judgment Day1991年
監督:ジェームズ・キャメロン
主演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング
評価:★★★★★
あらすじ
”ターミネーター”に襲われてから10年。
サラは精神病院に収監され、未来で起きることは全て妄想だと診断を受けていた。
外出することもできず、息子のジョンとも会えていなかった……。
一方、ゲームセンターで遊ぶジョンを追う警官、そしてサングラスをかけた男が迫り来る……。
人類の命運を賭けた戦いが、再び始まる……。
続編でこんなに素晴らしい映画は
映画史の中でも屈指の面白さを持つ『ターミネーター2』。「続編は大体失敗する」というジンクスを華麗にぶち破ってくれているのが今作です。
『ターミネーター』にて人類の未来は救われたかと思いきや、子供時代のジョンが今度はターゲットに。
執拗に機械軍が勝つように躍起になっているスカイネットさんは、どうしてそんなに勝ちたいんですかね?
人類に対してそんなにヘイト貯める程、軍で何かされたんでしょうか?
考えてみれば、そんなにスカイネット側の話って描かれていないですよね。
描かれていないからこそ想像しがいがあるってもんで、無理やり定義付けされても面白くないかもですが。
『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』では、創造主に対して、そして人間という生き物に対するヘイトが高かったんですけど、スカイネットも同じ感じなんでしょうか?
人間が何か作ればしっぺ返しをくらう。
それが映画の世界。
後半では涙モノ
序盤では、一作目にて敵だった機械(ターミネーター)が颯爽とバイクもらってサヨナラ。そして新しい敵であるT-1000が登場。この2人はどっちが味方?という所から、ジョンは2人に狙われます。
ゲーセンで追われ、なんとか逃げていくジョンは、T-800に救われ無事脱出。
ここから機械同士の激しい戦闘。
ショットガンをスタイリッシュに扱うT-800、マジでかっこいい……!
前に敵だった人物がどれだけのスペックを持っているかは既に周知の事実ですが、それすら凌駕する液体金属のターミネーターは更に厄介。
執拗さは前作の2倍になり、永遠に追われる恐怖を味わうことに。
ジョンと母親が合流してから展開はさらに激化。
スカイネットを作り出した人物にも接触を図り、どんどん展開が早くなっていきます。
いやーもう、どのシーンも最高すぎて最高なんですよね(語彙力)。
この作品の素晴らしさを伝えるなら、休日の昼間からビールを飲みながら仕事のことを忘れ、だらだらしつつターミネーター2を観ている感じです。
永遠にリピート可能
万人が観ても面白いであろうシリーズでいうと(命名:鳴海)、ターミネーター2は必ずオススメできる作品です。テレビで何度も何度も放送されていることが一つ証明かとは思いますが、一作目を観ていなくてもめちゃめちゃ面白いし、観ていると「続編でこんなに面白いなんて……!」と言うこと間違いなし。
必聴推奨の★5つ。
「さっさと失せろ、ベイビー。 --T-800」
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