【ネタバレあり】814本目 コードネーム U.N.C.L.E. │ これぞガイ・リッチー流スパイ・アクション
映画レビュー/概要
814本目 コードネーム U.N.C.L.E/The Man from U.N.C.L.E.2015年
監督:ガイ・リッチー
主演:ヘンリー・カヴィル
評価:★★★★
どんどん世界観に引き込む映像美と物語が良く出来すぎている
◎ガイ・リッチーらしいカメラワークやシーンの切り替えはいつも通り楽しめる。
◎ナポレオン・ソロとイリヤ・クリヤキンの2人が最初は犬猿の仲でも徐々に仲良くなっていく展開はベタながらに好き。というかめっちゃ好き。そのせいで後に記載する点で拗らせた可能性大。
◎アクションシーンに関しては文句なし。初っ端からキングスマンファンも納得なアクションが繰り広げられるので満足。
◯エリザベス・デビッキ様が美しいのはいつものことですが、最後の終わり方が呆気なかったのが残念。とは言え、そこに至るまでの道筋は嫌いじゃないのでなんとも言い難い……。
△めちゃ不満というわけではないですが、もう少し2人のキャラクター性を掘り下げて欲しい。この作品を好きになり始めた頃に物語が終わっていく感じがしてしまい少し悲しい。
テンポよく観られますし、リピートしたいところではありますが、何度も言います。
みんな好きになったところで終わるのやめて……。
最後のシーンの続きはいつですか?
※たっぷりではないですがラストについてお話しますのでネタバレ有り。
年末年始におけるガイ・リッチー作品マラソンをしていて鑑賞した一作。
家にブルーレイがあるにも関わらず、大事に取っておいた本作をようやく観られたのは年始のこと。
鳴海の捻くれた正確が大きく出ているんですが、楽しいとわかっている作品は楽しく観たい時に鑑賞したいという謎のワガママがあります。
それにより遅くなってしまったという言い訳を無駄に並べつつの総評。
結論、かなり好きな作品です。
箇条書きにした理由に関しては先述通りですが、アクションもキャラクター性もシナリオもBGMも、どこを取っても基本楽しいと思える作品なのでこれはプッシュしていきたいところ。
贅沢な悩みというか、もう少しこうなれば嬉しかったな~というところでいうと100回以上繰り返してお話します。
折角好きになったところで話が終わってしまうのが本当にもったいない……。
この現象がなんでだろうなと改めて考えたところ、犬猿の仲である主人公格2人が徐々に仲良くなっていく過程が物語の根幹としてあるわけですが、それが綺麗サッパリになるのがラスト頃だからです。
これが途中で解消されて楽しく物語が進めば満足な仕上がりだったのかもしれませんが、2人の関係値における山と谷の配分が物語に沿うとどうしてもそこに裂くことが難しかったためか、最後らへんでようやく成就するわけです。
設定としてアメリカとソ連がギスギスしている時代の話ですから、トムとジェリーみたいに仲良くすることも難しいでしょうが、一つの作品として観た時にちょっと引っかかってしまいました。こんなに言ってるの鳴海だけかもですがw
こんだけ言ってますけど、別に中盤以降そこまでギスギスするレベルではありませんでしたからね。
群像劇の描き方が見事なのは過去のガイ・リッチー作品を見ればわかる通りですし、序盤でキャラクターの過去をもう少し掘り下げつつ、どうにか綺麗に2人をうまく噛み合わせることを早めてもらえればこんな気持ちにならなかったのかぁと思ったり。
ギャビーが実は敵に扮したスパイでした!の下りで一度分裂した感じなので、そこの消化不良が大きいのかもしれません。
なんかとりあえず噛みつくような話題をひたすらに書いてしまいましたが改めて言います。
この作品は大好きです。
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