映画レビュー/概要

816本目 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
2024年
監督:福田己津央
主演:保志総一朗

目次
  • 評価:★★★★★
  • 感想:ずるい!エモい!強すぎ!

  • 評価:★★★★★

    SEEDファン歓喜!爆笑と爆泣する感情振り切り作品

    序盤から主題歌に併せてフリーダムが活躍するの最高すぎる。前作主人公のシンも一緒に居るのも続編の入りとして神です。
    ◎別シリーズのファンがくすりとくるシーンや機体、演出があるのも楽しすぎる。
    ◎みんなが観てきたキャラクター、機体を久しぶりに堪能できる。
    ◎キラの無双っぷりはいつも通り。ぼくのかんがえたさいきょうのフリーダム。
    ◎アスランはシリーズ中一番いい立ち位置だった気がします。
    ◎シン、不憫だけど憎めない。でも最高に活躍していたので良かったです。
    ◎ミーティアのかかるタイミングが良すぎる。
    ◎SEEDの雰囲気は一切変わらずそのまま。シリーズのファンは違和感無く見れたはず。
    ◎自陣営、敵陣営共に新キャラ最高です。
    ◎戦う場所、武器も過去作品にゆかりのある場所が出ているのも良き。
    ◎BGMのセレクトも最高です。
    △ツッコミどころは流石に色々あるんですが、結局このシリーズ色々ツッコミどころはあるので今更か、というなんかよくわからない納得をさせて飲み込み。
    △あまりにもフリーダムがフリーダムすぎてちょっと引きました。最近水星の魔女を観たのであれもそういえば凄かったな、とは思いながらもやり過ぎでは…。

    やばい、鑑賞した後すぐの勢いで書きすぎました……。
    明らかに贔屓目入っているので、今までのシリーズ観ている人じゃないとオススメはしにくい事実はさておき、個人的にぶっ刺さったのでザル勘定★5です。

    こんなん泣きそうになるで


    20年経ってのガンダムSEED。
    どういう入りになるかと思ったら、思った以上に最初から感情揺さぶってくるの凄まじかったですよね。
    設定的にもデスティニーからそんなに時間が経っていないので前作を踏襲する流れも違和感なく観られました。

    敵の小細工のせいで感情が揺さぶられるキラのことを幼いなぁと思ってしまうあたり、自分が大人になってしまったことを少し嘆きながらもアスランと殴り合うシーン(いや、一方的に殴られてましたっけ)は劇場じゃなかったら本気で爆笑してましたwww
    アムロ先輩にきっちりなぞったナヨナヨ感を吹き飛ばすアスランさん流石です。
    そしてその間に挟まれて殴られるシン。お前はホント……。

    ブラックナイツの面々がこれしか登場しないのは非常に残念ですが、キラ達のお膳立てとしては最高の活躍でしたね。
    精神攻撃の描写も相まって、いよいよニュータイプっぽさを出してきたわけなんですが。
    ブラックナイツの方々に馬鹿にされまくったシンがデスティニーで無双するシーンはかなり胸熱でした。
    「こいつ、何も考えていない!?」のところはこれまた爆笑しそうでしたがw
    いやほんと、家で観てたらひっくり返ってましたよw

    そんなこんなで、旧キャラクターがそのまま登場したり(喋らないキャラも多数いたけど一応居るには居た)、機体も古いものに乗る流れはトップガンマーヴェリックで味わった興奮さながら。
    みんなこういうのが観たいんですよねやっぱり。
    20年という月日で醸成された気持ちが一気に爆発したので、続編の方程式というのはこういうものだという一つの証明になったようにも思います。

    話としては一応綺麗にまとまってはいるのでこれで終了でもいいですし、続編が出ても普通に観たいなと思えたくらいには楽しかったです。
    心底観てよかった、と思えたので制作陣には多大なる感謝を。





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