【ネタバレなし】812本目 M3GAN/ミーガン │ 喜びと狂喜は表裏一体
映画レビュー/概要
812本目 ミーガン/M3GAN2023年
監督:ジェラード・ジョンストーン
主演:アリソン・ウィリアムズ
評価:★★★★★
一番怖いのは納期
◎ミーガンというAIロボットがあまりにも魅力的。よくある人形のSFホラー作品かと思いきや、AIとホラーをうまくかけ合わせたエンタメ作品になっている。
◎どんどん狂気じみてくるミーガンの行動が正しいのに恐ろしさを感じてしまう、機械の正しさの冷たさ。
◎驚きや恐怖が下手なホラー作品よりもよっぽど楽しめる。
◎バズった例のダンスシーン、改めてみても良い意味で意味がわからない。
△時間やテスト期間を理由にあまり実装されていない機能が多いわりには、あまりにも多くのことにアクセスできすぎてしまう部分がちょっとなんでも有りすぎた感。ただ、これはホラー映画キャラクターのあるあるで片付けられそうな内容なのでそこまで減点するところではない。
明らかに続編が出るオチにしていますが、かなり楽しかったので全然OKです。
SF映画はいつもAIが危ないことを教えてくれる?
結局は人間が~っていう話は昔からSF映画ならではのっていうところですが、まさにこのミーガンはそれの最たるもの。
ターミネーターみたいに女の子を守るけど、ターミネーターみたいに人を殺していく。その手法もまさに。
後半はチャイルド・プレイみたいに醜い感じになっていきますが、それもまた良き。
ということで、結構べた褒めしてしまうくらいには今作にハマってしまったわけですが、女の子を守るためのAIロボットがどんどんおかしくなってしまい恐ろしいことをするというコンセプト自体も好み。
納期に追い込まれているせいで大事な部分が欠けた状態でサービス展開をどんどん進めなければならないあたり、サラリーマンとしてはかなり心の痛む展開でした(そこ???)。
何はともあれ、ビジュアル良し、ストーリー良し、キャラクター性良し、恐怖体験良しといくつも◯をつけたくなる作品でしたので、もし観ていない方にはオススメさせていただきたい作品。
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