【ネタバレなし】813本目 ラストナイト・イン・ソーホー │ エドガー・ライトの個性大爆発
映画レビュー/概要
813本目 ラストナイト・イン・ソーホー/Last Night In Soho2021年
監督:エドガー・ライト
主演:トーマシン・マッケンジー
評価:★★★★★
どんどん世界観に引き込む映像美と物語が良く出来すぎている
◎アニャ・テイラー・ジョイの演技が全て良い。最高です。
◎想定できない範囲ではありませんが、伏線を回収からのどんでん返しは非常に面白い。
◎過去の幻影を観るシーンが主人公だけではなく視聴者をも引き込む圧巻のシーンばかり。映像美半端ない。
◎ダンスシーンのカメラワークマジで意味分からなすぎる(良い意味で)。
◎ミステリ要素ありながら程々のホラーシーンがちょうどいいバランス。
正直、あまり引き算するような要素があまり見当たりませんでした。
全部スッキリした上で完結するので誰にでもオススメできます。
途中途中でちらっと出てきている伏線を見逃さないよう
鑑賞する前まで、あまり構えずにゆるりとした形で観ていました。
ホラーっぽいのかなぁくらいの感覚で開始しましたけど、田舎から来た娘さんが都会の波に呑まれていく姿が共感とどことない切なさを伴いながら、過去の幻影を観始めた時から文字通り華々しく。
映像美が圧倒的に良すぎてプッシュポイントの一つにしたいのですが、物語も引けを取らないくらい楽しかったです。
ネタバレして最後らへんの話をしたいところもありますが、今作は伏線が複雑ではないレベルかつ程々に謎解きがありながら進んでいくため、スタッフロール頃の爽快感は非常に心地よいものでした。
なので、未見の皆さんはネトフリあたりで観られるうちに鑑賞していただきたいですね。
ホラー要素もありますが、そんなに怖くないですし、観ているうちに世界観へ引き込まれる構成があまりにも良い。
良いばかり言っていますが本当に楽しめたので、これは映画好きの人には絶対今後オススメしていこうと思います。
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