【ネタバレあり】486本目 フラットライナーズ(2017) │ 言わんこっちゃない
映画レビュー/概要
486本目 フラットライナーズ(2017)/Flatliners2017年
監督:ニールス・アルデン・オプレヴ
主演:エリオット・ペイジ
評価:★★
知らぬが”仏”
◯序盤からの展開、期待感は良い感じ。後にそれが続くかはさておき。
△最終的にみんな懺悔していって終わるだけなので、別に臨死体験をしてまで盛り上げなくてもいいのでは?と思う展開。
一応リブートにあたる今作ですが、残念ながら鳴海はそれを知らずに鑑賞。
これを観てから最初の作品を観ると喜べるのか悲しむのかというところですが、結論でいうとこの作品がずっこけたのであんまり観る気にならず……。
臨死体験という映画の題材としてはうってつけの内容ですが、肩透かしを食った感覚が非常に強いため、個人的にリピートはあまり……と言ったところでした。
読める上に怖くないのが
実験を進めることにより、”死後の世界”という興味惹かれる内容になっているにも関わらず、一人ひとりが過去に犯した過ちに向き合うというお話が、どうにもイマイチに感じました。
これが鳴海だけなのかはさておきですが、折角そんなお話なのだからもっとホラーに振り切った内容でも良かったのでは?と。
フレディさんよろしくな展開にした方が実験をしたことを心底後悔しそうなストーリーで盛り上がりそうなもんですが、それでも安っぽい感じにはなりそうですねw
とはいえ、終始みんなの過去との対峙を見せられている上、そんなに難しくない読みで観てしまえるため、山も谷もそんなに高くも深くもなかった印象が非常に強めです。
最終的にデータを消してなんとな~くハッピーエンドで終わらせるあたりも今ひとつ。
ホラーで終わらせたいのか、実はSF的な部分でいきたいのか、葛藤を描きたかったのか。
どれにも揺れることなく静かに終了していくので、平坦に進んでいく映画が好みな方にはオススメなのかも?という不思議な表現で終幕とします。
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