映画レビュー/概要

808本目 トランスフォーマー/ビースト覚醒/Transformers: Rise of the Beasts
2023年
監督:スティーヴン・ケイプル・ジュニア
主演:アンソニー・ラモス

目次
  • 評価:★★★
  • 感想:もう少し早く変形してくれても…。



  • 評価:★★★

    若い(ちょっとだけ)オプティマスプライムの動揺が男子向け漫画みたいでちょっとクスり

    散々続編を作り続けてきたトランスフォーマーがどれだけ人気のある商材なのか、というのは理解できたんですが、幾多もの悪役をなぎ倒してきたプライム達が次はどんなキャラクターを相手にするのか?と思っていたら過去のお話。
    もはやトランスフォーマー達がドンパチしてくれればそれでいいので、物語の追求をしっかりしていきたい!という気持ちはあまり無いため、CGでロボットが撃ち合いしているシーンを見れただけでも結構満足しました。
    アクション系映画でいつもいう、映画館で見れてよかった、に該当します。

    大筋の話についてもめっちゃ良いともつまらないとも言わずに淡々と鑑賞し、心の中でなんとなく日本語吹き替え版もやっぱり気になるなぁと思いながら最終決戦へ。
    最後の戦いについては後述します。

    プライム達のノリはいつも通りですが、プライムが強者に出会って戸惑う姿は「こういう若い頃もあったんやなぁ」と思ってしまいなんとなく内心笑ってました。
    変な意味ではなく、「こ、こいつ強い…!」とバトル漫画のような展開がちょっとツボったわけです。
    地球に滞在して2,30年くらい?の話を今まで観てきたので、まだまだ若い雰囲気のプライムの反応が逆に新鮮に見えたんですよね。
    誰にもこういう頃はあるってわけ。

    なんだかんだとありスタッフロール前。
    マーベルやDCで散々見てきた意味深なラストの導入。
    その雰囲気を感じ取った鳴海は最後のスタッフロール前に何が起きるのかと期待していたわけですが、名刺の裏に記載されていた名前を見て驚きと戸惑いで板挟みに。

    「なんでG.Iジョーと関係あるの?????」と頭にクエスチョンが浮かびまくってやばかったんですが、調べて納得。
    同じ玩具メーカーでのコラボは熱そうですが、あんな巨大ロボとコラボして大丈夫なの??と楽しさよりも疑問の方が先行しちゃってます。
    それと、既存映画のG.Iジョーと関連性が出てくるのであればそちらの履修も済まさねばですよね。

    ともあれ、とりあえずここまでトランスフォーマーも追って来ているわけですから、関連作品も鳴海はしっかり追っていこうと思います。

    男の子の好きなツボを抑えている


    決戦でプライマル達が変形(マキシマイズ)して戦いを始めるシーンのぶち上がり方がヤバかったですよね。あんなん男子全員立ち上がって叫ぶに決まってるじゃないすか。

    最後の戦いのシーンはプライム達含めそんなに言うことはないんですが(スーツに身を包んでアイアンマンっぽく戦う主人公のことはさておき)、あんなにかっこいいなら中盤かもう少しくらいから活躍のシーンが欲しかったところ。
    とはいえ、シリーズのリブート的な立ち位置かつ新シリーズへの橋架となる位置づけのため、これ以上描写を増やすことも難しかったんでしょうね。
    とはいえ、あんなにかっこいいならもう少し見どころが欲しかったのも確かで、尺や物語の都合上とはいえプライマルの戦闘シーンの物足りなさが今作の評価に直結している部分だなぁと個人的に思った次第です。





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