この映画、頭じゃなくて感覚に直接語りかけてくる非常に珍しい映画でしたね。

語弊がありそうですが、劇場で鑑賞して思ったのはあまりにもカーアクションがかっこよすぎること。

今までのシリーズもめちゃめちゃかっこいいシーンが多かったんですが、脳みそ空っぽのカーチェイスとスタントシーンがあまりにも見ていて気持ち良すぎて絶頂してましたね。

前作のジェットブレイクから映画館で見ているんですが、家で見るにはあまりにももったいない。

というわけで、もう映画館で見れなくなっているので今更感があるレビューですが、2023年に見た映画の中でも上位に挙げたいくらいには楽しんだ作品です。

俺には車がある

続編が出るごとに過去作品へのオマージュや繋がりが膨らみ続ける一方なワイスピ。

ユーモアとアクションのバランスが取れており、笑いながらも対決シーンでは手に汗握る絶妙バランス。

こじつけのこじつけでまたまた登場する新たな悪役＝ジェイソン・モモアも楽しそうに演技していて何より。

もはやこのシリーズはジャンプ作品だと思って見たほうが自然体に感じられるような気もします。

個人的なイチオシは、ミシェル・ロドリゲス扮するレティのバイクシーンです。

カーアクションは全体的に最高なんですが、レティのバイク捌きは超絶に惚れました。

あんなの見せられたらたまらんすわ。あれだけでご飯いけます。