【ネタバレあり】798本目 ムーンフォール │ インデペンデンス・デイの続編でやりたかったのはこれでは??
映画レビュー/概要
798本目 ムーンフォール/Moonfall2022年
監督:ローランド・エメリッヒ
主演:ハル・ベリー
音楽:ハラルド・クローサー、トーマス・ワンダー
目次
評価:★★★
ぶっちゃけリサージェンスより好きです
評価:★★★
”こういう”続編、実はやりたかったんですかね??
「月が落ちてくるヤバい!!もう人類終わったわ!!」
というシンプル(?)な出だしからスタートする今作。
月に”何か”がありそうな予感を匂わせつつ進むストーリーと、月が地球に接近することによるとんでもない被害をお茶の間では少し物足りないながらに見せつけてくれるSF超大作。
破壊描写はやはり映画館で観るに限る、と思ってしまう映画中毒者鳴海はそんなことを思いましたが、アマプラでだらーっと観るにもちょうどいい内容ではあるので★3つな評価です。
こういう映画独特というか映画というジャンルならではかもですが、多分現実でいけば無理ゲーなところをヒーロー的主人公達がどんな状況でもなんとかしてくれそうな安心感が逆に見やすい要素になっているように思います。
逆に言えば、「こんなんありえねーわ」な現実主義的皆さんからはかなり評価が低そうな印象(そもそもSF映画に求めることではないような気もしますが)。
そもそも、”月が落ちる”という突飛な話をしているんだからそりゃわけわからない話になっていきますよねってもんですが、個人的に宇宙人を絡める話にしたのは鳴海自身の中でも賛否が分かれる結果となりました。
・シンプルな災害映画(月が落ちるシンプルさって何?)と月をどうにかしようとするアルマゲドン的なやつの方が面白い?
・今作のように、そもそもなんで月落ちてくるんだよっていう内容に対して深掘りした方が面白い?
この葛藤の末、どっちにしろ人類助かって良かったね!エンドなのでそう変わらないか、と思考放棄して終わりました。
結局自身の趣味趣向として、ただ月が落ちるだけではなく実は人類の起源と関わりがあったのだ……!という壮大さが続編ありますよ的なオチにしているのですっと終わった感はあまり否めず。
もうちょい綺麗に締めてもらっても良かったのでは、と。
ぶっちゃけリサージェンスより好きです
ローランド・エメリッヒ監督といえば、「インデペンデンス・デイ」が代表作の一つとして挙げられると思いますが、その続編があることは映画好きの皆さんであれば大体ご存知のはず。
その結果も内容的な意味合いでもご存知かと思いますが、鳴海はあの続編に大層がっかりしました。
そりゃ映画館で続編が観られたし、地球がめちゃめちゃにされる様は映画として最高だと思いましたが、それ以前に1作目にあったワクワク感が全然無いことにガッカリしたのが今でも鮮明に思い出されます。
なんて話ばかりしていると別作品のレビューみたいになってしまうのでここまでにしておきますが、監督がやりたかった内容ってこの作品のような展開にしたかったのでは??と思わざるを得なかったりします。
というのも、ローランド・エメリッヒ監督自らあの続編に対してもう少し違った形にしたかったと言っているくらいですし、実は未練タラタラな作品なわけです。
となると、それをどこかでぶっ放してスッキリしようとするのはわからんでもないです。
・地球がめちゃめちゃになる
・宇宙人≒地球人で関わりがある
・ハイテク技術
ここらへんから想起しちゃうのは無理もない話です。
事実、後半の下りは前半記載通り悩みはしたものの、設定としてはSF映画好き鳴海の好みではある展開であった点については否めません。だったら悩むなと言われるかもですが、それでいてもちょっと首を傾げてしまったのだから仕方ありません。
とにかく、監督がやりたかったことを今作で出し切っているならある意味供養にはなりそうなので、鳴海の中にある別作品に対するもやもやもそれと一緒にスッキリするような気がした、というのが感想に載せたかった話でした。
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