【ネタバレなし】479本目 ゴールド/金塊の行方 │ いつの時代も”金”が人を左右する
映画レビュー/概要
479本目 ゴールド/金塊の行方/Gold2017年
監督:スティーヴン・ギャガン
主演:マシュー・マコノヒー
音楽:ダニエル・ペンバートン
評価:★★★★
最後の顛末を味わう、これぞこの映画の醍醐味
一攫千金を夢見る男2人を中心に物語が動く本作。
簡単に言うと、今作は鳴海のレビューよりも本編を見て欲しいという本末転倒な記事になっているので、あまり長くご覧いただく必要はありません。
とりあえず見てほしい一作!!
端的にストーリーをお話すると、金を採掘したことによって巨万の富を得たと思った男。
しかし、それを横取りしようとする銀行や企業により四苦八苦。
苦難を超えてなんとか大金を手に入れたと思ったが、実は相棒に裏切られていて……。
というのがあらすじです。
実は……からの下りが本当に見事。
マシュー・マコノヒー扮する主人公ケニーは金の亡者というシンプルなキャラではなく、父親の背中を追いつつ金を追いかけるけど、結局は金のせいで狂わされてしまうというところもまた人間味が溢れていて好印象。
その周辺の人達が本性剥き出しで追いかけてくるやばい奴ら、といったところ。
この状況下で繰り広げられる人間模様が最高なんですよこれが。
ゴールドの行方による二転三転
最終的にお金が手に入りゃ「あーハッピーエンドで良かったですね(遠い目)」くらいになりそうなもんですが、そう楽な道のりじゃないところがこのような金を巡る作品では鉄板な内容。
本作はいわゆるどんでん返しというには衝撃的すぎるレベルではありませんが、こういうオチになるのかと、登場人物ばりに心揺さぶられるラストが待っているのでそれを楽しみにご覧いただきたいところ。
あまりヒントを出すと見抜かれそうなので今回はシンプルに収めます(こういう映画の話をする時、ボロが出ないように大体何も記載せず終わることが多いですねw)。
せっかくなら初見の楽しみを味わっていただきたいので、ここは無言で締めます。
是非とも御覧ください。
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