【ネタバレなし】477本目 モンスター・プロジェクト │ ホラーアイコニックキャラ、アッセンブル!
映画レビュー/概要
477本目 モンスター・プロジェクト/The Monster Project2017年
監督:ビクター・マチュー
主演:ジャスティン・ブルーニング
音楽:パイナー・トプラク、エミール・イシライ
目次
あらすじ
評価:★★★
ホラーキャラだよ!全員集合!
あらすじ
動画の”数字”を取るために製作しているヤラセ番組、”モンスター・プロジェクト”。
その撮影のために集められた3名。
なんとその3名は、本当に”ヤバい”人たちで……。
評価:★★★
POVって主観であることを目玉に視聴者に臨場感を与える効果がたっぷりなので、ホラー作品にうってつけの撮影手法かと思います。
この化け物だらけの『モンスター・プロジェクト』においてもその手法がイキイキとする設定なので、個人的にはかなるツボな点が多かったように思えます。
そもそも、POVホラーって散々大量生産されてきているばかりに、設定の目新しさが無いと基本”驚かせるだけ”で終わってしまいます。
ですが、この作品は悪霊に取り憑かれている女性やら、実は吸血鬼な人やら、狼男やらと、ホラー系ジャンルのキャラクター勢ぞろいでお送りするわけですからテンションが上がらないわけがありません。
ただし、その設定のオチについてはちょっと物足りなさを感じてしまっているので、盛大に★4つ以上とはならず★3の中でも下くらい?な感覚値での評価になります。
ホラーキャラだよ!全員集合!
数字のために!と言って番組を作るのはどこの世界でも同じようで。
でも、そういうことをしているといつかしっぺ返しがあるんだよという教科書のようなお話。
集まったのは悪霊、狼男、ヴァンパイアとホラーアベンジャーズさながらな集まり方をしているので、どこかそのワクワク感を体験しながら、お化け屋敷で逃げ惑う登場人物を観ているのはそこらへんのPOVホラーを観ているよりかはよっぽど楽しめる作品かと。
ただ、できるならばもう少しそのキャラクター達を使ってもっとこじれる展開を用意して欲しかったところ。作中でも結構逃げ惑うパニックは楽しめたんですが、最後のオチのためにその重要な登場キャラクター達の”威厳”的な濃さがどうにも薄まって終わってしまっているように感じました。
どうしてコイツらを集める状況が必要だったのか?はわかるんですけど、人間サイドのこじつけ感がちょっと否めなく……。
味付けとしてもう少し濃さを出した方が更に美味しく楽しめる作品だったなぁというのが鳴海の感想でございます。
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