【ネタバレあり】473本目 パシフィック・リム:アップライジング │ 最後の怪獣の下りはせめて予告で見せないで……。
映画レビュー/概要
473本目 パシフィック・リム: アップライジング/Pacific Rim: Uprising2018年
監督:スティーヴン・S・デナイト
主演:ジョン・ボイエガ
音楽:ローン・バルフ
目次
あらすじ
評価:★★★
ギレルモ・デル・トロ版の構想が良かった
あらすじ
太平洋の海底から現れた怪獣と人類の人形巨大兵器”イェーガー”による決戦から10年。
人類は徐々に平和を取り戻しつつあった。
しかし、奴らが戻ってくることを念頭に、環太平洋防衛軍は新世代のイェーガーを開発し続ける。
ある日、所属不明のイェーガーがオーストラリアに現れ……。
評価:★★★
怪獣とロボットが戦う映画なんて面白いに決まっているじゃないか!
と、オタク丸出しで製作されオタクが熱狂した映画『パシフィック・リム』。
その続編がいつ出るかとずっと待たれていたが、2018年いよいよ登場することになる。
なったんですが……なんと監督交代。別作品で忙しいデル・トロを待ってくれていればと残念がっていてもしょうがないので、ファンとして続編の鑑賞。
この監督もこれまたオタクで、怪獣とロボットの合体というこれまたイケてる設定を持ち出してくれたのでテンション上げ。
・ロボットがかっこいい。
・新しい設定が面白い。
・合体怪獣という構想も素晴らしい。
のに対し、
・前作の主人公について語られていない。
・マコが死亡。
・合体怪獣の演出が予告でネタバレされてしまう。
・テーマ曲も乗り切れないアレンジ。
という残念な要素の差し引きで、鑑賞当時は前者の印象が強かったんですが改めて評価してみるとやっぱりこの差し引きが痛い。
面白い作品ではありますが、前作のようなリピート性は薄まり、続編もう出ないんじゃないかという恐ろしさが今思うと残る一作でした。
結果、めっちゃ心揺れる★3つを付けさせていただきました。
ギレルモ・デル・トロ版の構想が良かった
こちらの記事を是非ご覧いただきたいのですが、当然創造主であるギレルモ・デル・トロは続編の構想を練っていたようですが、その内容がまたぶっ飛んでいました。
※参考 THE RIVERより
なんと、プリカーサー=異星人はなんと未来の人間であるというのです。
つまり、SF映画×怪獣が好きな鳴海が溶けてしまうような(?)続編もあり得たのです。
そんな映画史に切り刻まれるはずであった展開、あまりにも観てみたかった……。
異星人かと思っていた相手が人間で、かつ地球をテラフォーミングするためにって、お前元々地球人なのに未来はどうなっちまったの??っていう想像も掻き立てられますし、マコはヒーローであるとデル・トロが明言しているので、その活躍もまた観てみたかった。
くうう、デル・トロ版、あまりにも惜しい……。
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