映画レビュー/概要

466本目 グレイテスト・ショーマン/The Greatest Showman
2017年
監督:マイケル・グレイシー
主演:ヒュー・ジャックマン
音楽: ジョン・デブニー、ジョセフ・トラパニーズ、ベンジ・パセック、ジャスティン・ポール

目次
  • あらすじ
  • 評価:★★★★
  • 地上最大のショー



  • あらすじ

    ニューヨークで貿易会社に就職したP・T・バーナム。
    妻と子供が居るので稼がなければならなかったが、会社が倒産し、解雇されてしまう。
    その際会社から船の登録証を持ち出し、担保として銀行から資金を借り、バーナムは博物館をオープン。

    世界のあらゆる奇妙なものを展示しているその博物館は人から敬遠され、中々業績は伸びない。
    そんな中、娘からの言葉をきっかけに、ショービジネスへと発展させる。
    見た目として馬鹿にされてしまうような、特徴ある人々を集めサーカスをスタートする。

    ショーは大盛況となり、徐々にバーナム小屋は盛り上がりを見せるのだが……。

    評価:★★★★

    ミュージカルというジャンルと疎遠な鳴海が、このジャンルを初めて観た記念すべき一作。
    「ヒュー・ジャックマンが主演だしなぁ」と一押があったからこそ観られた、というのはあるかもしれませんが、冒頭から流れるメインテーマともなる『The Greatest Show』は非常にキャッチーな感じで聞いていて気分がノッてくるし、話の展開もそんなに難しい話をやっているわけではないので楽しめる。

    歌や音楽で語られるストーリーを映画として観るのもまた悪くないもんだぁと思わせてくれたきっかけとなる作品なので、鳴海としてはある種革命的な作品でした。

    わりと批評家の意見は割れているそうですが、個人的にはミュージカルジャンルの作品をあまり観ない人には見やすくオススメしやすい一作だと思っているので、是非レンタルショップで手を取っていただけるといいかなと思っています。

    地上最大のショー

    バーナムがやっていることって、結構日本人は抵抗ありそうですよね。
    昨今だとコンプラに問題あるとか、どこぞの団体が訴えてきそうな感じだと思いますけど、それもまた作中に描かれている一部になっています。

    ですが、それを打ち砕いてしまうかのような歌唱力と表現がされる『THIS IS ME』の歌を聞いていると、わが道を堂々と進むことに対するストレートな歌詞がすっと心に入ってきたような。
    IMAX音響の賜物?かもしれませんが、響いたんですよ胸にw
    ミュージカルなんでいくつもの曲が劇中で歌われるんですけど、ベタですが『THIS IS ME』は一番好きかもしれません。

    ストーリーとしての楽しさで言えば、中々仕事がうまくいかない男が一念発起してサーカス小屋をいかにして成功したか?というサクセスストーリーなので、小難しさはなくどちらかというと内容が内容なのでちょっと笑えるくらいな塩梅に。

    後はヒュー・ジャックマンがひたすらにかっこいいので、それだけでも一見の価値があります。
    休日、ちょっと気分転換したい時には音楽と共にヒュー様の美声で癒されるのは有りかと。





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