映画レビュー/概要

776本目 呪詛
2022年
監督:ケビン・コー
主演:ツァイ・ガンユエン
評価:★★★★

あらすじ
ある動画が公開された。
その動画は、母親が娘の呪いを解くために協力して欲しいという懇願の内容だった。

娘にかけられた呪い、そしてその呪いの根源。
母親は、娘を救うことはできるのか……。



目次
  • ※警告※
  • ダメなもんはダメ



  • ※警告※

    この映画、中々なことしてくれましたね……。
    ・ホラー
    ・グロ
    ・メンタルにくるやつ
    ・宗教的なやつ
    この手の要素が苦手な人は観れない作品だと思います。いやほんと……。
    映画だからって言ってピザ食べながら観たのめっちゃ後悔してますからね鳴海は。

    序盤の口の中見るシーン、あれで大分メンタル削られました……。ああいうの結構苦手なんですよ。血がぶっしゃーなる映画とかはまぁまぁって感じなんですけどね……。

    とまぁ、昨今で非常に有名なホラー映画としてやたらSNSで流れてましたが、噂に違わぬっていうとこです。
    ホラー映画としてはそんなに目新しいストーリーではないですし、ドッキリ系ホラーでもないので洋画系のホラー目的で観たい人は外れる可能性が高いです。
    むしろ、じわじわと、じっくりと観ている人を追い詰めるような描写を求めるドMな人にはぴったりな作品かと。

    ダメなもんはダメ

    宗教的な感じになったら逃げろ。

    映画が教えてくれる鉄則の1つです。巻き込まれたらろくなことにならないのは間違いないですし、再生数稼ぎを優先して行っちゃいけないところに行くととんでもない目に遭うのも教科書の2ページ目くらいに載ってる内容くらい初歩的なので、それを破った登場人物がどうなるかはお察しなところ。

    一貫して母親が娘のためになんとかしようとしている話が続くわけなんですが、終盤になると”とある人物達”が巻き込まれていることに気づきます。
    それがまた現実に直結してくるというか、こういう形で物語を更に締める方法を取るのもありなんだなーと怖がりながらも納得感がある構成になっているのもポイントが高い要因でして。
    そもそも、こういう呪われたのでなんとか娘を助けたい、なんていう話がたくさんある中でも呪詛が注目されるのって、ファウンド・フッテージ的なカメラワークしかり、上述の観客を引き込む要素しかりで広まっているような気がしています。

    後は、口にしたくない例のあのセリフ。
    一度観たら忘れられないかもですが、それを唱えちゃうと……。





    「ホーホッシオンイー シーセンウーマ」
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