映画レビュー/概要

773本目 ドント・ルック・アップ
2021年
監督:アダム・マッケイ
主演:レオナルド・ディカプリオ
評価:★★★

あらすじ
大学院生が新たな彗星を発見。
教授がそのルートを計算したところ、地球に衝突するとの結果に。

大統領に訴えるが、その危機が理解されず……。



目次
  • 非現実より金
  • ちょっと長すぎるかも



  • 非現実より金

    『ディープインパクト』や『アルマゲドン』を筆頭に、地球を滅亡に陥れる隕石や彗星が降ってくる、なんて作品はいくつも観てきましたが、こうしたシリーズにありがちな世界が助かりました!ではないのが面白いところ。

    彗星の危機をずっと訴えるけど、それを聞き入れない大統領を筆頭とした人々。
    やっぱり、自分の目で見ないとそれを受け入れられないっていう正常バイアスがかかってしまうというところにも納得はできますが、流石に金に固執しすぎるあたりはコメディ寄りにつくりあげているなぁという印象。

    タイトルの出し方、BGM、台詞回しからそれは伺えますので、真っ当な隕石衝突系SF映画が好きな人にはちょっと趣向として不向きかも。

    いやー、どんな世界でも欲しがるのは金ってことですね。

    ちょっと長すぎるかも

    前段からじっくりと登場人物達のもどかしさを視聴者に印象付けたり、苛立ち、アホさ加減を楽しむ余裕はありましたがもう少し短くても良かった感は個人的にありました。

    最後、人類(というか金を欲する上流階級)が自らの首を絞める事態となり地球滅亡のバッドエンドになるわけですが。
    めちゃめちゃ皮肉が効いていて最高ですし、実際に地球に衝突したあとの描写は映画のクオリティとして最高でした。

    唯一合っていたのは大統領の死に様だけっていう。
    宇宙へ旅立った人類のほとんどが年寄りばかりなのもまた、世相を表しているようでした。
    今の日本を考えると本当にこういう感じで進んでいるんだろうなと思ってしまう……。
    いやほんと、この映画を観て金とか欲のためだけに動くのは絶対に止めとこうと思いましたね。教訓になる一作。





    「空を見ろ!  --ランドール・ミンディ」
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