映画レビュー/概要

768本目 チューズ・オア・ダイ:恐怖のサバイバルゲーム/Choose or Die
2022年
監督:トビー・ミーキンズ
主演:エイサ・バターフィールド
評価:★★★

あらすじ
ネットで検索してもタイトルが出てこない無名のゲーム。
その80年代風ゲームをプレイすると、画面の内容が現実にも反映されていく。

そのゲームを優勝すると賞金が出るということだが……。




目次
  • 80年代ホラー×ゲーム
  • 欲を言うなら



  • 80年代ホラー×ゲーム

    ゲームで表示されたことが、現実でも起きている。
    そういえばそんなボードゲームがありましたが、こちらは80年代のテレビゲーム。

    ゲームをクリアすると賞金が貰える!なんて話の裏で設定されているとんでもないお話。
    そして、現実への干渉の仕方とその選択肢。登場人物がどれを選んでいくのか?を楽しんでいくのが今作となっています。

    こういう系の映画は多種多様にあったりしますんで、そんなに突拍子もないレベルの内容はほとんどあらず。
    面白いシーンはしっかりありますが、そんなに激推しする程でもない。
    という、仕事あがりの夜、家で動きたくないからテレビかパソコンの前でコーラ片手に観てだらっとしたい時に選んでいただくのにいいタイトルかな?くらいな感想です。

    欲を言うなら

    折角80年代のゲーム、という設定なのでできればもっと8bitっぽさが溢れるゲームシーンが欲しかったところ。
    巨大ネズミが母を襲っているゲームのところなんて最高でしたよね。
    ゲーム画面で言えば昔のゲームでこういうシチュエーションは普通にあるかもなって思いつつ、死のゲームなんでリアルではヤバい化け物が家の中を徘徊しているっていう。
    その画面を観ている空間も彩り、演出も最高でした。

    ラストのルールも嫌いじゃありませんが、やっぱりこういう映画で物理合戦になって終わっていくのはちょっと残念。

    もしかすると続編も出る?かもなので、出たら出たで普通に観ると思います。

    あ、そうそう。
    この話だけとりあえず触れておけばいいかなって思いますけど、『エルム街の悪夢』のフレディ役で有名なロバート・イングランドがアナウンスで起用されてますよね(賞金宣伝のあれ)。
    80年代を代表する一角にエルム街の悪夢があるんだよっていうアメリカ事情が垣間見える部分はちょっとアガりました。
    映画好きなのでこういうところでちょっとばかし嬉しくなってしまう性分です。





    「Choose,or Die.」
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