【ネタバレあり】767本目 シン・ウルトラマン │ メフィラス星人の印象がバク上がりした一作
映画レビュー/概要
767本目 シン・ウルトラマン2022年
監督:樋口真嗣
主演:斎藤工
評価:★★★★
あらすじ
目次
きたぞ、我らの…
あの宇宙人がここまで人気になるとは
監督:樋口真嗣
主演:斎藤工
評価:★★★★
あらすじ
巨大不明生物改め、禍威獣が度々現れる日本。
その対策として設置された禍威獣特設対策室(通称:禍特対)は、新たに現れた禍威獣を迎撃すべく、現場へと向かう。
そこへ、空から人型巨人が現れ……。
きたぞ、我らの…
あの初代ウルトラマンをこんな形で蘇らせるとは……。
今年はやたらと懐かしいキャラクターを出してくる年だなぁと思いつつ、そして昔見たウルトラマンの知識だけでオッケーなのかなぁとぼんやり思いながら観に行ったらこれまためちゃくちゃ面白い作品でございました。
※今更の投稿になったのは鳴海の仕事周りがちょいと忙しく……という言い訳投稿。
冒頭からシン・ゴジラ→シン・ウルトラマンのロゴへっていう、初代のウルトラQ→ウルトラマンへのオマージュスタート。
うん、これはもう絶対に面白い(確信)。と思いつつ観ていると、ウルトラQの怪獣というかシン・ゴジラの造形をいじったゴメスが出てきたり、展開早く巨大不明生物→禍威獣の説明が挟まったりなんだり……情報多すぎ!!でもこういうの好きだから観てしまうのはなんでだろう!!!
とまぁ、こんな感じでずっと情報過多なままシーンが沢山過ぎていくわけで。
元々ウルトラマンは約30分1話構成だったので、この作品もそれに準じるような形で話が進んでいくところも丁度見易かったです。
賛否結構ある部分だとは重々承知していますが、映画としてキレイにまとめる内容としては十分だったかと。
ゼットンとゾフィー(いや、この作品だとゾーフィでしたか)の下りにはちょっと驚きましたが、何はともあれ綺麗さっぱり終わらせてくれたので心残りも特に無く。
初代と比べたり、画面内の情報をあれこれ視点変えて観たりと、リピート性もある娯楽作品に仕上がっていると思います。
これをきっかけに、最近は全然観ていなかったウルトラマンシリーズを観てみようと思ったくらいですからね。
ゴジラの時もそうでしたが、過去作をリスペクトしている作品にはそういう良さもあるように思います。
続編、リメイクはかくあるべき。
なんてことを記載しましたが、まさか後ほど別の洋画新作を観て「この考えが間違いない」と心底感じたことは別記事にてお話を。
いやほんと、今年の新作映画は豊作です。
あの宇宙人がここまで人気になるとは
話すことすらベタすぎると思っちゃいますけど、やっぱりめちゃめちゃ好きなシーンを挙げるならメフィラス星人登場から対戦までの一連全て。
BGM、戦いの演出、山本耕史の演技、メフィラス星人のフォルム、どれを取っても最高のシーンだと思います。
初代ウルトラマンでも引き分けで終わるという屈指の強さを持つ宇宙人であることは知ってましたけど、ここまで何もかっこよく終わるなんてズルい!!!
今まではウルトラマンって怪獣の方が好きなキャラクター多かったんですけど、メフィラス星人は群を抜いて好きなキャラクター入りしました。
セリフ周り含め、こんなに印象的なキャラクターに仕上げた庵野氏。月並みですが流石としか言えません……。
「割り勘でいいか。ウルトラマン。 --メフィラス星人」
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