映画レビュー/概要

455本目 海底47m/47 Meters Down
2017年
監督:ヨハネス・ロバーツ
主演:クレア・ホルト
評価:★★★

あらすじ
海中でサメを見られるアクティビティを楽しんで居た姉妹が、事故により海底47m下へ籠が落ちてしまう。
地上へ出ようにもサメの驚異、酸欠、潜水病…様々な脅威により出ることができない。
果たして、姉妹は無事助かるのか……?



目次
  • サメ映画もここまで来ると
  • ラストをどう取るか…?



  • サメ映画もここまで来ると

    サメが出るというだけでサメ映画ジャンルにするのはいかがなものかと思いますが、空に飛ぶサメも溶岩を泳ぐサメもサメ映画なんですから、海底で普通に泳ぐ(普通?)サメに怯える作品はサメ映画ってことでいいんですかね?

    なんてどうでもいい問答からのスタートになりましたが、この作品は海底から抜け出せなくなってしまった姉妹が生還できるのか?
    をひたすらに追う作品になっています。

    って言っても場所は海底から動けない状況なので、ある意味では代わり映えしない作品のためそういう意味で飽きてしまう人もいるかもしれません。
    ですが、こうしたソリッドシチュエーションが好きな人にとっては面白い設定であるかとは。
    とはいえ、姉妹の片割れが中々ストレスを感じるキャラクターになってしまっているので、それが後半解消されるかというと難しいところで。
    状況が状況だからヒステリックになっちゃうのはしょうがないんですけどね。

    ラストをどう取るか…?

    今回の記事はネタバレ無しにしているため後半については語りませんが、いくつもの海底の恐怖に晒される姉妹が無事生き残れるか?を固唾を呑んで見るんですよというのは先述の通りですが、まさにそのラストの下りが賛否あるなぁというところ。

    結局これって良かったのか……?って迷う系の作品は評価として真っ二つに分かれそうなもんですけど、まさにこの作品がそれに該当するような。
    鳴海個人としては可もなく不可もなしって感じなので★3つにしているんですが、関わっている人物しかり姉妹もしかりツッコミどころはどうしても有り、そこらへんを鵜呑みにできるか?もまた議題に挙げられそうなポイント。

    観ていて一番最悪だと思ったのは、酸素が無い場所だとあまりにも不自由。
    自分だったら絶対にこんなこと=海に潜ってサメを見る なんてしたくないという思いが強くなった一作です。

    こういう気分になりたくない方はご覧にならない方がいいかもですね……。





    「水深47mよ」
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