映画レビュー/概要

519本目 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅/Fantastic Beasts and Where to Find Them
2016年
監督:デヴィッド・イェーツ
主演:エディ・レッドメイン
評価:★★

あらすじ
1926年のイギリス。
魔法生物学者であるニュート・スキャマンダーが、ニューヨークへ向かう。
彼が持つスーツケースから魔法生物のニフラーが逃げ出し、それを捕まえようとする過程でパン屋志望の男とスーツケースが入れ替わってしまう。



目次
  • 前日譚
  • 魔法生物に興味があるかどうか



  • 前日譚

    ハリー・ポッターの話から70年前のお話。
    完全新規のストーリーとして展開される魔法ワールド9作目ですが、当然ながら70年前ということでハリーは登場しません。
    なので、ハリーやハーマイオニー、ロンの活躍第一でご覧の皆さんにとっては興味が薄くなってしまうのは否めないです(実際、観た鳴海としてはやっぱり興味関心度合いが低くなっておりました……)。

    とはいえ、世界観の深掘りという意味ではファンの方にとってたまらない要素も多いかと思うので、人物よりも”魔法ワールド”が大好きな方向けな仕上がりにはなっているかと。
    ヴォルデモート(やべ、名前出しちゃった)よりも前の悪役が暗躍する世界で、魔法生物学者のニュートがどんな騒動を巻き起こすのかを楽しむ一作でございます。

    魔法生物に興味があるかどうか

    魔法使いが存在するかどうか?が大きな鍵となりますが、それにセットで魔法生物が活躍するかと思いきや、やっぱり活躍するのは魔法そのものですよねっていうところが鳴海にとっては腑に落ちない点。

    物語を動かす要素としては確かに様々な生物が出てはいるものの、結局の焦点は闇の魔法使いだったり、世の中に魔法使いが存在していることを暴こうとする人たちだったりと、最終的に活躍する人たちが別の方々だったりするから肩透かしになっちゃうんでしょうねきっと。

    一応この作品は全5作になる予定らしいので、この一作目の展開が序章の序章すぎて「うおおおめっちゃ盛り上がってきたあああ!」と思う点が少ないのは仕方がないにしろ、個人的にあまりプッシュする一作目にはなりませんでした……。





    「お前がお騒がせの魔法使いらしいな」
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