映画レビュー/概要

761本目 ジャンク・ヘッド
2021年
監督:堀貴秀
評価:★★★★

あらすじ
人体を無機物化することに成功した人類は、永遠の命を手に入れた。
しかし、未知のウイルスにより生殖機能が無くなり、人類は存続の危機に瀕する。

だが、地下に居る人工生物が生殖機能復活に可能性を見出し、地下探索に応募したバートンは……。



目次
  • 不思議と引き込まれるSF世界観
  • スタッフロール観てもほとんど一人しか出てこない



  • 不思議と引き込まれるSF世界観

    ストップモーション映画のレビューは令和の時代じゃそうそう無い気もしますが、『キングコング』に代表されるような昔ながらの作品だったら有りえますよね。

    しかし、この映画はなんと2021年。
    明らかに時間がかかりすぎる手法なので、中々手を出しにくい作り方であることに間違いは無いと思いますが、この映画の監督は気にせずやっちゃったわけですよ。

    バリバリのSF世界観だし、字幕必須だし(人語そもそも理解できないので字幕なしでは鑑賞不可だとは思いますが……)、映画好きじゃないと中々手が出にくい作品ではあります。
    ですが、謎に後半手に汗握る展開が待ってますし、なんだか主人公のバートンが憎めないというか、ついつい応援しちゃう魅力があるんですよね。
    それ以外にも彼を手助けしてくれる三馬鹿や、集落の面々。
    観ている内にこの謎の世界を面白おかしく観ている自分が居ます。

    最初ちょっと抵抗があるかもしれませんが、気づけば虜になる魅力的作品でございます。

    スタッフロール観てもほとんど一人しか出てこない

    CGやらなんやらでキレイに映像体験できるのも喜ばしいことですし、吹き替えは豪華声優陣の演技に乗せて映画を見ることも楽しみの一つです。
    が、今作は見れども見れども一人の名前(というか監督)しかありません。

    準備している姿もそうですし、声を当てている時もそうです。ほぼほぼ一人です。
    セットを毎日作り続け、登場キャラクターのコマを1つ1つ取り続けるという地獄作業を経てこの作品が出来上がったと考えると感慨深い(別に作ってないのに)ものがあります。
    観ていたら違和感無く観ちゃうんですけど、相当時間かけて作ってますからね。

    そういうところも含めて、この不思議な世界観を是非堪能いただけますと幸いです。





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